(なによりも芝居が大好き)な唐十郎、硬膜下血種で没、84歳! | はーちゃんのブログ

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文化功労者であり、アングラ演劇の始祖でもある唐十郎は1940年、東京、北上野生まれの劇作家、演出家、俳優である彼は、謹厳な父に育てられ、高校入学時(東邦大学付属東邦高校)は、父の希望で、医師になるはずだった。

明治だ学文学部演劇科入学後、在学中から俳優として活躍し、卒業後、(状況劇場)を旗揚げ、いわゆる(赤テント)で、新宿花園神社境内で芝居を行った。

 

 

彼の父は、映画監督でプロデュ―サー、母は女優で話がうまく、いつも話を聞くのが楽しみだった。

大卒後、ほんの少しサラリーマン生活をしたが、それが最初で最後、あとは演劇にまっしぐら、(何よりも芝居が大好き!3度の飯を食べるように芝居を作りたい)と、いつも思っていた。

息子の、大鶴義丹は、(優しい父であり、にこにこと話を聞いてくれるが、それに対して何も言わない、ある種の厳しさを持つ父だった)と、思い出を語った。

 

 

状況劇場が軌道に乗るまでは、元妻の李礼仙と共に、(金粉ショー)でキャバレーめぐりをして資金を工面した。1967年、ジャズピアニスト、山下洋輔とジョイント公演、赤塚富士夫らが、資金援助したこともある。1981年、(佐川君からの手紙)で、芥川賞、1997年、横浜国大教育人間学部マルチメディア課程教授就任、2012年、明治だ学客員教授。

2010年、第3回イ.ビョンジュ国際文学賞を、日本人として初めて受賞!