デイリータッチケアセラピスト®の
石井ちあきです。
子育て中のお母さんや
保育士・子育て支援に関わる方を対象に
「こころとからだに寄り添う手当て」
=デイリータッチケアをお伝えしています。
週末、こちらの学びに行ってきました。
ご存知、タッチケア研究の第一人者
山口創先生によるマインドフルネスの講演会でした。
マインドフルネスとは、
「今、ここ」に意識を向けて
それについて評価をせずに
あるがままを受け入れる
という心のもち方です。
(↑山口創先生・著 マインドフルネス子育て法より)
「今ここ」に意識を向ける
というのは、
まさに 私がタッチケアを行う時に
いちばん大切にしていることなのですが…
この「今、ここ」に意識を集中させる
ということが
実は、
脳のはたらきから見ても
幸福感を感じることに繋がっている
ということが
とっても興味深かったです!!
(↑写真は、立川サイエンスひとネットさんのブログよりお借りしました)
毎日、家事や育児や仕事に忙しいと
つい、心ここにあらず…の状態になりがちですよね。
わたしも、息子が小さかった頃は
夜、寝る前に
絵本を読み聞かせしてあげている時でさえ
「あーー、この子が寝たら
今夜中に ブログを更新して、
洗濯機回して、それからそれから…」
と、頭の中は考え事でいっぱいでした。
でも、そうやって
他のことを考えている時というのは
目の前の出来事に
集中して取り組んでいる時と比べて
幸福度が下がる
という研究結果があるそうなのです。
心ここにあらずで
無意識に脳を活動させている時というのは
20倍も脳のエネルギーが消耗しているそうなのです。
逆に、「今ここ」に意識を集中させていくと…
気持ちが 過去や未来に行ったり来たりしないので
心が穏やかに落ち着いてきます。
その状態で 子どもに関わっていると
心ここにあらずの時には
気づかなかった
子どもの表情や感情を
感じ取ることができるし、
子どもも
親がきちんと向き合ってくれているという安心感を
感じてくれると思います。
(「注意の集注欲求」が満たされるのですね!)
マインドフルネスの状態でいるためには、
呼吸に注意を集中させたり、
いくつかのトレーニングがありますが、
詳しくは、山口先生のこちらの著書に紹介されています。
子育ちサークルでも行っている
「一日をふり返って、楽しかったことを思い出してみる」
というのも、
マインドフルネスのトレーニングの一つとして
紹介されていました!
タッチケアや 子育ちサークルのワークを通じて
知らず知らずのうちに
マインドフルネスを実践していたんだな~と思いました。
マインドフルネスと脳の関係などについても
詳しく知りたい方は
こちらの本もとってもおススメです!
講演を聴き終えた帰り道……
立川駅前の ハナミズキの木々が
とっても綺麗に見えました。
いそいそと帰宅後のことを考えてたら
見落としていたかもしれない美しい風景。
人生は、短距離走じゃないから・・・
ちょっと 歩むペースを落として
今を大事にしながら 生きていきたいな…
そんなふうに 心を満たしてくれた
素敵な講演会でした。
立川サイエンスひとネットの皆さん、
西八王子sama-samaの 小山りえさん、
ありがとうございました!
お読みいただき ありがとうございます。
Mahalo nui loa
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