今日は屋外階段を新設する現場に行きました!
既存建物に屋外階段を付けるだけですが、これがややこしくて困ります
一般的に既存建物に建物を増築する場合、2つの方法があります
- 既存建物を現行基準で構造計算をした上で、増築部分をくっつける
- 既存建物はそのままで、増築部分を既存建物から離すorエクスパンションジョイントで接続する
昭和56年を境に大きく構造の規定が変わり、それ以前の建物を旧耐震、それ以降の建物を新耐震という言い方をしますが、今回の建物は新耐震です
ここで、そもそもこの敷地には旧耐震の建物に新耐震の建物が増築された状態で建っていました。
そこで旧耐震の建物は解体し、今は新耐震の建物だけになっています。
しかしながら現行基準で構造計算をするとかなり高い確率でNGとなります
新築当時の図面、構造計算書共にある、昭和57年の建物としては、極めてキチンとした建物です
ということで、結局は離して建てるということになりますが、これが「ややこしいこと その1」です!
新耐震やのに現行の基準に合わない!
昭和56年以降も度々基準が見直されている為ですが、昭和耐震、平成耐震、令和耐震とかに名前変えたらどうでしょうか?
まだ2つややこしくことがありますが、また書きます
Sep.12,2019