珈琲



合気道の道場で出会った年配の女性
Tさん。お話を聞くと
ご自宅で焙煎して珈琲豆を販売しているとのこと。
名刺には「歌う珈琲屋」とありました。

さっそく購入してみました。

パッケージに手描きで
(おそらく)道場での私の姿を描いてくれて。

普段、人の絵を描くけれど、描いてもらう機会が無いので、
とても嬉しい気持ちになりました。

Tさんの言葉
「子育てで忙しくて、自分の時間がとれない日々、
珈琲を淹れる間だけは、自分の時間にするんだ、
と、心に誓っていました」。

Tさんの珈琲豆を自宅で淹れる時は、
その言葉を思い出して淹れます。
深くて甘い香りとともに
パタパタした自分の頭がリセットされます。

夏休みに入り、
イレギュラーな動きをする子供たちに翻弄されて
夏バテも重なり、疲弊していました。

夏休み、そろそろ後半戦。

我が家は、今日、子どもたちだけで内地へ帰省させました。
「10年ぶりの夏休みだねー」なんて夫婦で話しています。
少しの寂しさと、自分を取り戻した感じを、じっくりと味わっています。


Tさんは、SNSが氾濫する現代で、特にそういったツールを使わず、
口コミで淡々と販路を広げ、珈琲を生業に。
お子さんも独立し、一人暮らしをしながら、
ツヤツヤの笑顔で、道場へ歩いて通ってきます。

女性の生き方としても、背中を眺めたい。