✴チェコ出身の小説家カフカ様の霊言✴ | ルチア(大天使ミカエル)の聖アントニウス信仰

ルチア(大天使ミカエル)の聖アントニウス信仰

この愛すべき地球を全銀河の理想の愛の星にしたいと願った瞬間、光の柱がドシーンと私の頭上に落ちてきてそのまま地球を貫いたという衝撃的な体験をした。


       (カフカ)


「私が生きていた時にはわずか数冊の 
短編が出版されただけであり、



今のように世界中で私の本が読まれるようになるとは思いもしなかった。




 私はずっと保険業の仕事をしながら小説を書いていた。




 41歳で亡くなる時にはそれまで書いてきたすべての作品を焼却するように頼んで友人に預けた。





 ところが彼は私の作品に感銘を受け出版してくれた。





 それらを世間が受け入れてくれるとは思いもしなかった。 





 とはいえ、私は新しい自分の文学を生み出すことに生涯の多くの時間を費やしてきた。



  
 私の作品の特徴は、主人公が夢と現実の狭間のような世界で不条理な運命に翻弄されていくというものだ。





 この作風に影響を与えた作家は数人いる。




 まず、ニーチェだが、彼のすべての常識を破壊し、



覆していく世界観は若い私に大きな衝撃を与えた。




 もちろん神が死ぬということなどありえないのだが、



それまでヨーロッパに岩盤のごとく存在していたキリスト教的世界観を根底からひっくり返そうとしたのは驚きだった。




 だから私もそんな作品を書きたいと思った。



 そしてフローベールからは徹底したリアリズムを学んだ。





 どんな夢のような話でもリアルに描いていくとそれが現実の話になっていくのだ。





 また、ドストエフスキーからは内面世界の執拗なまでの吐露を学んだし、


トーマス・マンの文章の巧みさ、


ディッケンズの物語を面白く語る技も勉強になった。





 私がユダヤ人であったことが作品全体に流れている孤独感や不安感を生み出す背景となったことは確かだろう。




 私はチェコスロバキアのプラハで生まれ育ったが、ドイツ語を話すユダヤ人であった。




 小さな頃から常に自分の居場所のなさというのをあちこちで感じずにはいられなかった。




 不条理に突然襲ってくる危機というのはユダヤ人が長い歴史の中で常に経験してきたものだ。




 ある朝、虫になる男の物語「変身」を、ナチス台頭の予言書と言うものもいたがあながち外れてはいないかもしれない。




  ユダヤ人が皆私のような悲観主義者というわけではないが歴史の中で刻まれてきた記憶は民族の集合意識として強く残っているのだろう。




 だから私の作品は次々と襲ってくる夢のような不条理な困難に対し主人公が足掻き続けるという物語ばかりだ。





 私は過去世においてフランスにデカルト、中国に荘子として生まれたことがある。




 デカルトは近代哲学の祖と言われているが、


哲学に数学的手法を取り入れることで、


間違いのない理論を積み重ねていき形而上的世界の本質を追求していこうとした。




 私自身も大学は哲学科に進もうとしたのだが、父の反対でそれは諦めた。




 それから荘子は道教の始祖の一人ともなっているが、「遊」の思想で有名だ。




 それまでの常識的な考えを、相対的世界観で見ることによって全く新しい世界を発見するのだ。




 これは人生を楽しみながら生きていこうとする人生観でもあった。




 巨大な鳥、鳳凰を考え出したのも彼だし、自由自在という言葉も彼が創った。




 また「荘周の夢」は蝶になった夢を見た彼がそのあまりのリアルさに、



目を覚ましてからも蝶であった自分が人間になった夢を見ているのではないかと疑ったという話である。




  
 私はこのようにあらゆる常識を打ち破り、転換させ、人々に本当の世界のあり方を教えると言う使命を担っている魂だと言えるだろう。




 宇宙の本質は想いそのものなのだから物質世界に囚われすぎると人間は生きづらくなっていくのだ。






 私はこちらの世界に来てからこの考え方を知りずいぶんと楽になった。




 カフカ、荘子、デカルト、みな個性は違うが常識の破壊と新しい価値観の創造というところでは同じ魂グループであるということだ」 


カフカ          2024.1.20


※カフカ様✴
ご指導ありがとうございます😊💓✨


 常識の破壊と新しい価値観の創造って凄すぎます。


 初めて『変身』を読んだ時の驚きを思い出しました。



 自分までもが毒虫になったかのようにあたふたし何とも不思議な感覚に襲われました。


 あんなインパクトのある作品は初めてでした(笑)


それと荘子様の 巨大な鳳凰のお話大好きです。


 私も子供の頃、夜空に浮かぶ北斗七星を私専用の特等席であるブランコに見立て、そこに座って地球や宇宙を見下ろしている自分を想像していました(笑)



 想像の羽を広げる幸福感を思い出しました。



 更に魂の兄弟のお一人にエロス様もいらっしゃいますね。



 私が帰天した時に珍しい物をたくさん集めているので見せて下さると仰ったのをとても楽しみにしています💖



 ラファは今週も宣言通り霊言をとりました。
ありがとう🎶🎶



 苦難困難の中にあります方々に一日も早く平安が訪れますようにお祈り致します✴💓✴💓✴✨



…✴皆様と聖アントニウス神に愛を✴…