K先生と私 | パソコン講師のつぶやき

K先生と私

 今、教室では私ともう一人9月から入られたK先生とで切り盛りをしています。

 このK先生、もともとは教室の生徒さんでした。

 いろいろと事情があって、スカウトをした方だったのですが、もともと生徒さんだったということで、授業内容や教室の大まかなシステムなどをご存知だったので、新人教育という点では非常に楽でした。まったく教室の内容を知らない人が入ってくると、まず何十とあるカリキュラムとコースの把握に時間がかかってしまうからです。
 幸い、K先生は明るく人当たりもよく、教室の先生として重要な接客や営業のセンスもお持ちの方でした。先生として教室に来るようになって2ヶ月、そろそろK先生にも一人で教室を切り盛りする方法にも慣れていただきたい時期に入りました。

 ……ということで、今日、午前中、K先生に教室をお任せしてみました。

 もちろん、午前中に来られる生徒さんの性格も含め、今どのあたりを勉強中かということや次の予約の確認など、K先生でも何とか大丈夫じゃないかと思える状況を前日の夜に確認してお願いしました。
 もしかしたら携帯電話に泣きながらヘルプの電話がかかってくるかもしれないと、少し不安に思っていたものの、時間中は特に電話もなく、昼からお会いしてみると「11時から12時までの記憶がないですよ、先生~(苦笑)」とのこと。

 記憶がなくてもきちんと仕事ができていればまったく問題がないので(笑)、これからも徐々にお一人の時間を増やして、自立して仕事のできる先生になっていただきたいと思います。