こんばんわ。
前回CPEの免除・軽減について書きましたが、それと関連して、会計士業務を行わない会計士の登録継続の意義について考えてみたいと思います。
まず、会計士登録のメリットは次の通りです。
・CPEの研修の機会
・懇親会の参加の機会
・会計・監査ジャーナルの無料送付
・会計監査六法やJICPAの出版物の購入割引
・(名刺に公認会計士と記載可能)
一方、デメリットは次の通りです。
・CPEの単位取得義務
・年会費(東京会の場合は105,000円)
デメリットの前者については、名刺に会計士と記載しない場合には免除が可能で、名刺に記載する場合でも軽減が可能であるため、特に不都合はありません。
そのため、年会費とメリットとを比較して判断することになります。
私の場合、CPEを毎年40単位取るのは少ししんどいが、軽減後の20単位であれば、自己研鑽としては丁度よく、かつその機会を提供してもらえ、さらに懇親の機会を与えられるのであれば、年会費を上回るメリットがあると考え、登録を継続しています。
なお、名刺への記載については、中途採用された場合に認知してもらうには良いですが、厄介な仕事がふってくることや変な先入観を持たれる可能性もあるため、メリットになるかは人それぞれだと思います。