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2月20日 日帰りで横浜に行きました。中華街で,もう超有名な梅蘭やきそば(900円)をいただきました。六本木ヒルズの梅蘭で初めて食べたのですが,あまりのおいしさに今回は本場の横浜中華街の梅蘭(金閣)に入りました。
他にも豚まんで有名な江戸清の豚まんもいただきましたが,関西人の私としては551蓬莱の豚まんの方が安くておいしいと思います。
 
梅蘭
横浜市中区山下町
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あらすじ
舞台は1984年の東京。マーシャル・アーツの得意なスポーツインストラクター兼殺し屋の女性 青豆と、予備校で数学を教えながら、日曜日に年上の女性と不倫をし、小説家を目指す青年 天吾。「ふかえり」という少女の書いた小説「空気さなぎ」をリライトすることになった天吾。そのことをきっかけに、1984年の世界は1Q84の世界へと姿を変えていく。「海辺のカフカ」や「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」のように、ふたつの物語が章ごとに交互に語られるスタイルの作品。

 

ひと言
やっと図書館で借りることができました(ラッキー!でした)。私にとっては「海辺のカフカ」以来、ずいぶん久しぶりの村上春樹さんの作品です。感想としては、Book2の第6章で書評家の意見として村上春樹さんが書いているように「物語としてはとても面白くできているし、最後までぐいぐいと読者を牽引していくのだが、空気さなぎとは何か、リトル・ピープルとは何かということになると、我々は最後までミステリアスな疑問符のプールの中に取り残されたままになる。あるいはそれこそが著者の意図したことなのかもしれないが、……」だと思います。私は読み終わった後、冒頭の「これはヤナーチェックの「シンフォニエッタ」だと言い当てられる人が、世間にいったいどれくらいいるだろう。おそらく「とても少ない」と「ほとんどいない」の中間くらいではあるまいか。」がすぐに頭に浮かびました。でもメタファーの捉え方一つで作品がネバーエンディング・ストーリーのように無限に拡がっていくのが村上春樹さんのよさなのですから、それぞれの人がそれぞれの感じ方で村上春樹を楽しめればいいと思います。私も大変楽しませてもらいました。Book3が有るという噂なので それも楽しみにしています。

 

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あらすじ
大手メーカーの営業部に総合職として勤務する冬木亜紀は、元恋人・佐藤康の結婚式の招待状に出欠の返事を出しかねていた。康との別離後、彼の母親から手紙をもらったことを思い出した亜紀は、2年の年月を経て、その手紙を読むことになり…。―女性にとって、恋愛、結婚、出産、家族、そして死とは?一人の女性の29歳から40歳までの“揺れる10年”を描き、運命の不可思議を鮮やかに映し出す、感動と圧巻の大傑作長編小説。

 

ひと言
「ほかならぬ人へ」がよかったので白石一文さんをもう1冊読んでみようということで図書館で借りました。運命とはいえ多くの別れや死が描かれていて,雷鳴の手紙 の沙織はもう少し救われるような運命でもよかったのにと思います。それとこの章の「要するに「結婚=出産=幸福」という公式と「未婚=未出産=非幸福」という公式があって,最終的に女性の幸福を論じるときに重要なのは,結婚・未婚の区別ではなく,出産・未出産の区別の方ではなかろうか。……ほんとうに不幸なのは出産できない女性なのかもしれない。」という作者の主張は,女性にはなかなか受け入れられないのではないだろうか。でも全体を通して5つの手紙に人生や運命を考えさせられる素敵な作品でした。

 

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あらすじ
二十七歳の宇津木明生は、財閥の家系に生まれた大学教授を父に持ち、学究の道に進んだ二人の兄を持つ、エリート家系出身である。しかし、彼は胸のうちで「俺はきっと生まれそこなったんだ」とつぶやいていた。明生は周囲の反対を押し切ってスポーツ用品メーカーに就職し、また二年前に接待のため出かけた池袋のキャバクラで美人のなずなと出会い、これまた周囲の反対を押し切って彼女と結婚した。しかし、なずなは突然明生に対して、「過去につき合っていた真一のことが気になって夜も眠れなくなった」と打ち明ける。「少しだけ時間が欲しい。その間は私のことを忘れて欲しいの」となずなは言い、家を出てしてしまう。失意の明生は一方で、個人的な相談をするうちに、職場の先輩である三十三歳の東海倫子に惹かれていく。142回 直木賞受賞作品の「ほかならぬ人へ」と「かけがえのない人へ」2編

 

 

ひと言
この本と出会うまで白石一文という作家は知りませんでした。理性を超えた所にある本当の恋愛。自分にとってかけがえのない大切な人だと気づくとすぐに別れが訪れてしまう。すごくいい作品を読ませてもらいました。「ほかならぬ人へ」もよかったのですが,「かけがえのない人へ」の 黒木の「ケーキでも食うか」「ただの習慣だよ,バカ」という言葉や,結婚式の前日に家を抜け出して黒木のマンションに向かうみはる。こちらもとてもいい作品で、個人的には「かけがえのない人へ」のほうがいいかな。

 

 

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あらすじ
「倉持修を殺そう」と思ったのはいつからだろう。悪魔の如きあの男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。そして数多くの人間が不幸になった。あいつだけは生かしておいてはならない。でも、私には殺すことができないのだ。殺人者になるために、私に欠けているものはいったい何なのだろうか?人が人を殺すという行為は如何なることか。直木賞作家が描く、「憎悪」と「殺意」の一大叙事詩。

 

ひと言
図書館で東野圭吾の棚を見ていて、「あれ?この本読んだことがない」というので借りた本である。2段組442頁で結構読み応えがあったが、さすがに東野圭吾の作品で読みやすいのと、優柔不断な主人公にイライラしながらも気になってテンポよく読める作品で2日で読み終えました。この本はミステリー作品ではなくヒューマンドラマとして読むべきものなのだろう。どこか太宰や漱石の作品を読んだ後のような心境になる作品でした。

 

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あらすじ
空気が大金に化ける。これが「排出権ビジネス」の実態だ! 温室効果ガス削減か、排出権の購入か。温暖化防止の美名の下で生まれた、まったく新しい国際ビジネス。利権に群がるしたたかな商人たちの、ターゲットは日本。 世界11ヵ国に及ぶ徹底した取材で描く、緊迫のリアルフィクション! 排出権(カーボンクレジット)。それは温室効果ガスを「排出する権利」。京都会議で、実現不可能な排出削減目標を負った日本は、莫大な金額で外国から「排出権」を買わなくてはならない。国民負担は、5年間で1兆円。 新日本エンジニアリングの松川冴子は、地球環境室長として排出権ビジネスの開拓を命じられる。巨大排出権市場・中国を奔走する冴子が、見たものはなにか。

 

ひと言
昨年の12月コペンハーゲンで行われたCOP15で鳩山総理が表明した90年比25%削減という高い目標を掲げたこと。1997年に京都で行われたCOP3で,海外から排出権(排出枠)を購入(ないしは調達)して国内で削減できない分を補ってもよいという柔軟措置(京都メカニズム)を設けたこと。に関心があったので図書館で借りて読みました。京都メカニズムのような柔軟措置を取り入れてまでも温室効果ガスを削減しようという強い意志は感じるのですが「排出権ビジネス」というものの実態は…。あまり後味のよい本ではありませんでした。この本は排出権ビジネスというものの実態の一部を一般読者にもわかりやすいように描いたような小説でした。

 

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あらすじ
捨て子の「白」を拾ったがために、大きく狂いはじめる主人公の人生。家族は村八分に遭い、主人公はクラスメイトから生々しく陰湿ないじめを受ける。村を出た主人公は港町に流れ、やがて大都会・東暁(とうぎょう)を目指すことに。生き抜くために悪事に手を染め、殺伐とした東暁で地べたを這いつくばって生きる主人公が唯一気にかけていたのは、村に置いてきた白のことだった―。『このミステリーがすごい!』大賞第8回(2010年)大賞受賞作。

 

ひと言
本の帯の「このミス」第8回大賞受賞作の文字が目にとまり、借りて読みました。感想は?と聞かれたら、うーん、何と言ったらいいのかとても困る、というのが正直な感想だ。プロの評論家が書いているように悪夢のような、暗黒たる、独創的な異世界のSF。冒頭から尋常でない。ものが違う。という言葉が当てはまる作品である。なんじゃこの作品は!オリガミ?クラゲリラ?訳がわからないが、第一部 山村 第二部 港町までは読者をぐいぐい引っ張る。ただその後は少し弱いというか、ハチャメチャと表現したほうが適切かもしれないし、ラストも弱い。力のある作家だと思うが、この作品だけでは判断できない作家であると思う。

 

1月23日鷲ヶ岳スキー場に行きました

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1月23日 下の子どもと2人で鷲ヶ岳スキー場に行きました。いつものことですが東海北陸道がぎふ大和ICから先渋滞,おまけに今日はぎふ大和からチェーン規制だったので白鳥ICで降りてすぐの信号を右折,あとは道なりに走って白鳥ICから約20分でスキー場の駐車料金を払うゲートに着きました。

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ただし途中の道路には所々雪や凍っている所があるのでスタッドレス等でない場合は危ないですから通らないでください。

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スキー場は昨夜降った雪のお陰でとてもいい雪でした。
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あらすじ
2003年の直木賞受賞『4TEEN』の続編。ぎこちない恋。初めての裏切り。そして、少しだけリアルさを増してきた未来…。超高層マンションを見上げる月島の路地で、ぼくたちはこの世界の仕組みを考える。ダイ、ジュン、ナオト、テツロー―永遠の青春小説。

 

ひと言
今回もお気に入りの石田衣良さんの『6TEEN』が図書館で借りられたのでさっそく読みました。去年と一昨年の夏に東京へ旅行したとき、月島でもんじゃ焼きを食べたこと。浅草から日の出桟橋まで聖路加国際病院を見上げながら水上バスに乗ったこと。築地の場外市場で食べた鮨の旨かったこと。それにもちろん『4TEEN』の内容を思い返しながら楽しく懐かしく読ませてもらいました。どの編もよかったのですが、ウォーク・イン・ザ・プールとスイート・セクシー・シックスティーンそれとメトロガール(黒髪の魔女)がよかったかな。

 

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あらすじ
金儲けがすべてのハチャメチャな父親が意識不明で臥している息子の携帯電話にかかってきた恋人からの電話に出てしまった…。本当のことを伝えられないまま、月日は過ぎてゆく…。 映画「ガマの油」の書き下ろし原作。

 

ひと言
役所公司第1回監督作品の映画「ガマの油」の原作本ということで、レンタルDVDを観る前に読んでみようと思った本である。拓也の父から拓也の恋人の光に宛てた手紙「人間は、二度死ぬんだ。一度目は、身体が死ぬ時。二度目は、死んだその人の事を、誰も思い出さなくなった時。その時、人は本当に死んでしまうんだ。……」