大学時代を京都で過ごし、この歳になっても毎年のように京都を訪れているのに、半木の道を訪れたことがなかったので、今年は京都の桜だよりを毎日のようにチェックして、4月8日 満開の半木の道の八重の紅枝垂桜を観に行ってきました。
地下鉄 北大路駅を降りて半木の道を北上するように歩きます。
京都の桜の見ごろの時期としてはもう遅いのですが、半木の道に咲き誇る可憐でとても美しい八重の紅枝垂れ桜が観られて、この時期にしてほんとうによかったなぁと思いました。
北山駅まで歩き、4系統のバスで次は上賀茂神社を目指します。
こちらも八重の紅枝垂れ桜の「斎王桜」はもう散り始めです。「御所桜」は葉桜になっていました。
こちらは5月12日の神迎えの神事(御阿礼)にこの桜の下を通るといわれる「みあれ桜」です。一般の人がこの下を通らないように縄が張ってありました。
帰りの4系統のバスの新葵橋で途中下車し、「ゑびす屋加兵衛」の矢来(やき)餅(2個 380円)を買い求めます。こちらのお餅は2024年に読んだ夏川 草介さんの「スピノサの診察室」という本の中に出てくるお餅で、阿闍梨餅、長五郎餅と並んで死ぬまでに絶対食べておくべきうまいものと書かれています。これでやっと3つとも制覇することができました♪
またバスを乗り継いで百万遍で降り、お昼に「進々堂 京大北門前」のカレーパンセット(1000円)をいただきます。他の進々堂のお店じゃなく、京都最古の喫茶店であるこのお店で。学生時代からずっと行きたいと思っていたお店に行けて、食べてみたいと思っていた看板メニューが食べられて大満足です♪。
201系統で百万遍から同志社前まで行き、御所の中を歩いて「近衛邸跡の枝垂れ桜」を観に行きます。ここの枝垂れ桜はあまり知られていないと思うのですが、枝垂れ桜の周りのベンチは外人だらけです。ようしっとるねぇ、外人さんは…
今度は地下鉄で東西線に乗り換え二条駅へ。駅の東側に非常に希少な品種である「一重白彼岸枝垂桜」があります。(現在、丸山公園にある有名な祇園しだれ桜も一重白彼岸枝垂桜です。第15代 藤右衛門さんが1947年に枯死した初代の一重白彼岸枝垂桜から種子を採取し1949年に見事に生き返らせた2代目の一重白彼岸枝垂桜が祇園しだれ桜です。「桜守」 第16代 佐野藤右衛門さんがこの素晴らしい桜を後世に伝えようと平成10年に二条駅前に植樹したのが3代目のこの一重白彼岸枝垂桜です)
このニュースを知って、いつかは会いに行きたい行きたいとずっと思ってもう20年以上の月日が経ちました。昨年の2025年の10月に桜を愛し、守り続け、後世に伝えようとした「桜守」「花咲か爺」第16代 佐野藤右衛門さんが97歳で永眠されました。半木の道と並んで今回の京都旅では絶対に立ち寄って「桜守」を偲ぼうと思っていた天下に誇る藤右衛門桜です。
丸山公園にある親の祇園しだれ桜に負けないぐらいのすばらしい枝振りです。今回は丸山公園の祇園しだれには会いに行きませんでしたが、次の機会には親子の満開の「藤右衛門桜」に会いに行きたいと思いました。
二条駅から18系統で東寺に向かう途中、大宮松原で下車し、これも長年行きたい行きたいと思っていた「まるき製パン所」へ。
ハムロール(230円)カツロール(280円)あんぱん(210円)を購入しまたバスに乗ります。
枝垂れ桜の最後の締めくくりは東寺の「不二桜」です。こちらも平成18年に東寺に寄贈移植され、弘法大師の「不二の教え」から名付けられた八重紅枝垂れ桜です。ネットの桜だよりでは東寺は満開のはずなのに……。「不二桜(ブルータス)、おまえもか」「遅かりし不二桜(由良之助)」。桜を眺めながら先ほど買ったパンを東寺のベンチに座っていただきます。
おみやげは今回も「志津屋」のカルネ(300円)と、次回の京都旅用の地下鉄・バスの一日券(1100円)を買って帰路につきます。
今回の京都旅もよく歩き(15311歩 12.4km)、地下鉄・バスも合わせて13回(@230として2990円)も乗り継いだ旅でした。今回は半木の道の桜の満開に合わせた日程でしたが、次回は親子の藤右衛門桜の満開に合わせた京都旅にしたいと思います。まだ来年のことなのに藤右衛門桜に会いに行けると思うと心が落ち着きません。困ったものですね。「世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」今回の枝垂れ桜三昧の旅でしばらくは桜のことを忘れて、明日からは心静かに過ごしたいものです。
















