2018年11月23日 毎年恒例の奈良の長谷寺へのお礼参りの際に立ち寄らせていただきました。そのときのブログでは
長谷寺駅から大阪方面に向かい近鉄日本橋駅で下車して、黒門市場へ。ここはどこの国?というぐらいの外人で溢れかえっています。肉吸いを食べようと「千とせ 本店」へ。20人以上の行列に断念して、NGK(なんばグランド花月)にある「千とせ べっかん」へ。肉吸い(650円)と小玉(210円)をいただきます。
と書いてありました。

私が子どものころには肉吸いというものはありませんでした。1980年代後半に吉本新喜劇の俳優である花紀 京(知らんやろうなぁ  岡八郎との掛け合いがとてもおもしろく大好きな天才俳優さんでした)さんが

 

 

出番の空き時間に店を訪れ、二日酔いで軽く食事をしたかったために「肉うどん、うどん抜きで」と注文し、当時の「千とせ」の店主がそれに応えたことから誕生したと云われています。多くの大物芸人が食べていることもあり、吉本芸人の間には「千とせに行けば売れる」という験担ぎが生まれ、今や食べログ百名店にも選ばれ、全国から多くの人が食べにくる大行列の「千とせ」の名物料理になっていきました。

余談ですが、本店は外人さんや全国からくる人が「どうせなら並んででも本店で…」ということで収拾がつかないほどの行列になることも多いので、2012年にNGK(なんばグランド花月)の1階にできた「千とせ べっかん」をおすすめします。味は変わりません。(たぶん……)

「ちとせ」はさておき、花紀 京や藤山 寛美のDVDが見たくなりました。(これが元のテープがないのかDVDとして発売になりません。困ったもんだ……) 肉吸い ごちそうさまでした♪。

 

千とせ べっかん

大阪市中央区難波千日前 なんばグランド花月 1F