『フシギ』(真梨幸子 KADOKAWA文庫 )
とある作家のところに「いわくつきのマンションМについての小説を書いてほしい」と依頼が入ってきます。
作家は編集者さんと会い、打ち合わせをしますがその後、くだんの編集者さんは転落死。
それなのに、その編集者さんからなぜかメールが届き、次々と怪異が起こりはじめ……。
という内容。
面白くて一気読みしました。
ホラーなのかミステリーなのかという感じで、最後にどんでん返しがあります。
ちょっと本筋とはそれますが……。
作品の中で、主人公の作家は各出版社の編集者と打ち合わせをしたり、接待のご飯を食べたりします。
いままではこんなシーンを読んだら「本当にこんなことあるの?」といぶかしんでいましたが……。
現在おつきあいさせてもらっている出版社さんはこんな感じ。
もちろんわたしは都内に住んでいるわけでも関東に住んでいるわけでもないので直接は会いませんし、ごはんを一緒にたべたこともないのですが……。
いつも気にかけてくださるし、問い合わせに対しての返答も早い。
というか、普通に会話ができる。
結局、担当編集次第というか……。
その出版社の考え方なんだろうなと最近思います。
なので、ひとりの編集者さんを見て「出版社のひとってこんな感じなのかぁ」と思わないでほしいな、と。
最近おもいました(笑)