京釜線を走る客車列車に全区間乗車!安くて快適!ムグンファ1223列車 ソウル→釜山(前編) | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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今回からは韓国の鉄道の大動脈である京釜線を走る客車列車に乗車した様子を3回に分けてお届けします。

 

  京釜線を走る客車列車!運賃も安く快適なムグンファ号釜山行きに全区間乗車!

440番のバスを降りた後は地下鉄へソウル駅へ向かい、ムグンファ号1223列車 釜山行きに乗車しました。

この列車はソウル駅から釜山駅まで、韓国の大動脈とも言える京釜線を走行する列車です。KTXを利用すれば2時間30分程度で行くことができるソウル~釜山間を、今回はのんびりとこのムグンファ号で移動してみたいと思います。

全区間の乗車の様子を紹介していきますが、長くなりますので、今回の前編、続いて中編、後編の3回に分けてお届けしたいと思います。

 

 

今回乗車したムグンファ1223列車はソウル駅を18時08分に出発、京釜線の20の途中駅に停車して釜山駅に23時32分に到着する列車となっています。ソウル駅から釜山駅までは約5時間30分の道のりです。

ソウル駅から釜山駅までのムグンファ号の運賃は28600ウォンでした。KTXでは59800ウォンしますので、それと比べると非常に割安な運賃で利用できると感じます。

 

 

今回乗車したムグンファ号は客車6両での運行でした。この客車には2つの種類がありますが、今回乗車したのは写真左側の少し古いタイプの客車でした。

 

 

車内は以前の湖南線ムグンファ号の記事でも紹介しましたが、通路を挟んで2列+2列の座席が並びます。

座席はゆったりとしたリクライニングシートで、フットレストも装備されていて長時間の乗車でも快適に過ごすことができます。

車内の照明はやや暗めになっていますが、頭上には読書灯も完備されていて手元を照らすことができます。

 

 

今回のムグンファ号にはフリースペースの車両も連結されていました。

この車両はかつてはカフェカーとして車内販売カウンターが並んでいましたが、今はロングシートが主体の車内に改造され、立席乗車券を持っている乗客が過ごすことができるスペースに変化しています。

一部の区画はカウンター席が残されており、飲食などをしたい際に利用することもできます。

なお、このムグンファ号では車内の自動販売機等の設備もなく、乗車後は買い物などをすることはできませんでした。食べ物や飲み物などは乗車前に購入する必要があります。

 

 

ここからは車窓の様子をお届けします。ムグンファ1223列車は定刻の18時08分にソウル駅を出発。湖南線系統の始発駅になっている龍山駅は通過し、その後漢江の鉄橋を渡っていきます。

 

 

途中、先行列車が支えていたためこの列車も信号停車などを受けつつ、少しの遅れを持って次の永登浦駅に到着しました。

永登浦は在来線のみが停車する駅となっているため、非常に多くの乗客が乗ってきました。

帰宅の時間帯ということで座席が満席になっただけでなく、通路まで立席券を持った乗客で溢れ、大変な混雑です。

 

 

永登浦付近では高速列車も線路を共用しているため、後続のKTXを先に行かせてから出発となりました。

九老の先では車両基地のそばを通過。京釜電鉄線や京仁線の各駅停車、急行などで使われる通勤車両の基地になっています。

 

 

天安までは京釜電鉄線も走る複々線区間ということで、頻繁に4つ扉の通勤電車とすれ違います。

 

 

バスの車両基地が見えてくると列車は次の停車駅である水原駅に到着です。

水原駅は京畿道にある代表的な都市で、ソウルのベッドタウンとしても栄えているため立席客を中心に多くの降車がありました。

 

 

引き続き複々線の区間を快走し、SRTの駅がある芝制駅を通過するなどした後、次の停車駅である平澤駅に停車しました。

平澤もまだまだソウルからの通勤圏内ですので降車していく乗客が目立つ一方、ここから天安、大田方面へ乗車してくる乗客の姿も多く見られました。

 

 

平澤の次は天安駅に停車。長項線との分岐駅となっていて、電鉄線は長項線方面へ行くため、この先の京釜線は電鉄線並行区間ではなくなり、長距離列車のみの運行区間となります。

反対側の線路にはクルーズトレインのような列車が停車していました。車内では歌手らしき方の生歌が披露されていてとても盛り上がっている様子でした。

 

 

天安の次は20分ほど無停車で走りまして、世宗市の鳥致院駅に停車。ここは忠北線との乗り換え駅です。

この駅はムグンファ号などの長距離列車しか止まりませんので、ここでもまとまった乗降が見られました。

 

 

鳥致院の次は新灘津駅に停車。列車はいよいよ大田市に入ります。

 

 

新灘津を出発するとこの先で大田、釜山方面の京釜線と、西大田、光州方面の湖南線が分岐します。

夜なので車窓がよく見えませんが、広いヤードを通過した後、湖南線は西の方へ分かれていきました。

 

 

この列車は京釜線の方へ進み、この先で京釜高速線と一緒になり、大田駅に到着しました。

永登浦駅手前での遅れは取り戻せず、大田駅には少し遅れての到着となりました。ここでも乗客が入れ替わりますが、これ以降はソウル首都圏付近ほどの混雑となることはありませんでした。

 

前編は大田駅までです。中編では大田駅から先、東大邱までの区間を紹介する予定です。

 

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