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KTXイウムに車両が変更!新しくなった江陵線KTXに乗車!KTXイウム820列車 江陵→ソウルの続きとなります。
京釜線の地域の足!手軽・快適に利用できる「ムグンファ号」大田行きに乗車
ソウル駅では列車を乗り継ぎまして、今度はムグンファ号大田行きに乗車しました。
ムグンファ号は韓国鉄道公社(KORAIL)の多くの路線で運行されている優等列車で、途中の中小規模の駅にも細かく停車していくことから地域の足として愛されています。
運賃も韓国の物価からしても非常に割安に設定されているため、学生の旅行の際の移動手段などにも重宝されているようです。
今回はそんな韓国の国民に愛され利用されているムグンファ号にソウルから大田までの区間に渡って乗車し、その運行の様子を見ていきたいと思います。
今回乗車していくのはソウル駅を20時11分に出発するムグンファ1321列車 大田行きです。
大田駅には22時18分に到着予定で、およそ2時間程度の長旅となります。
ちなみにソウル江南から出発する大田行き高速バスも2時間程度の所要時間で運行していますので、ほぼ同じ程度の所要時間となっています。
ムグンファ号は先頭に機関車がおり、その後ろに複数両の客車が連結されている少し懐かしい雰囲気の編成になっています。
客車には2種類のタイプがありますが、今回は写真左側のリベットタイプと呼ばれる客車に乗車しました。
乗降口にはいくつかの段差がありますので、お子様連れの方、荷物の多い方などは特に気を付けて乗降してください。
リベットタイプの客車は客室との仕切り扉もガラス張りになっていて、客車としてはやや近代的な雰囲気があります。
客室内には列車用の空調のほか、車端部には家庭用のエアコンが設置されていました。乗車した暖房を入れている季節(11月頃)はこの家庭用エアコンは使用していませんでしたので、夏場の冷房能力向上のために使用しているのかもしれません。
車内は通路を挟んで2列+2列のリクライニングシートが並んでいます。長時間の乗車でも快適に過ごすことができます。
日本のJRの普通乗車券よりも安い金額で乗車できる列車ですが、このような快適な座席に座っていけるのはとても嬉しいものです。
リクライニングするシートだけではなく、足元には棒状のフットレスト、窓側には上着や帽子を掛けることができることができるフックが装備、さらに手元を明るく照らすことができる読書灯も完備されています。
但し、テーブルについては設備がないのでその点は注意が必要です。
列車は20時11分、定刻にソウル駅を出発。この時点では空席が目立ちましたが、隣には大きな荷物を持った若者が一人座っていました。
電鉄線のみの駅である南営駅をゆっくりと通過し、列車は日の暮れた京釜線をひた走ります。
京釜線の列車ですので、湖南線方面の始発駅である龍山駅は通過し、列車は漢江を渡っていきます。
漢江を渡りしばらくすると、列車は最初の停車駅である永登浦駅に停車しました。
永登浦からは非常に多くの乗車があり、空いていた座席のほぼ全てが満席となった上、立席券で乗車してきた方が通路に溢れるほどになりました。
金曜日の夜という、帰宅ラッシュにも各地への帰省・お出かけにも使われる時間帯の列車ということでこのような混雑となったようです。
永登浦では高速線へ向かうKTXを一本通過待ちし、3分ほど停車の後に出発しました。
永登浦から先はしばらく無停車が続きます。この区間は天安まで京釜電鉄線が並行している複々線となっており、電鉄線のみが停車する駅を次々に通過していきます。
ムグンファ号などの走る線路は電鉄線とは違う優等列車用の線路になっていますので、前の列車に支えることなく120km/h程度の高速で飛ばしていきます。
永登浦の次は水原に停車です。水原では早速多くの降車があり、立客はほとんどいなくなりました。
永登浦~水原という比較的短い区間でも手軽な運賃で早く移動することができますので、ムグンファ号は通勤・通学の足として利用されているようです。
水原から先もいくつかの駅を通過していきます。この優等列車側にもホームがある駅がいくつかありましたが、この列車は停車せず、一部の駅は優等列車用ホームの照明が消されていました。
まだまだソウルのベッドタウンとして栄えているエリアのようで、沿線には高層マンションが建ち並びます。
混雑している電鉄線の通勤電車を追い抜きながら、列車は南へと進んでいきます。
次に停車したのは平沢駅です。電鉄線のほか、一部のITX-セマウル号とムグンファ号などが停車します。
この駅での降車はそこまで多くなく、乗車してくる乗客もまばらといった感じでした。
平沢を過ぎると沿線も急に長閑になり、住宅もそこまで多くないエリアを線路が通っています。
電鉄線の電車も比較的空いている電車が目立つようになります。恐らくは京釜道と忠清南道の境界となるため、このあたりがソウル首都圏のベッドタウンとして栄えている場所の端になっているのかもしれません。
それでもムグンファ号にはソウル方面から乗車してきた乗客が多く乗っており、忠清南道からソウル方面へ通勤・通学している方も少なくはないと感じます。
次の停車駅は天安駅です。天安駅は京釜線と長項線との分岐駅で、京釜電鉄線もここから長項線方向に向かうため、京釜線はこの先、ムグンファ号が最も遅い種別の列車となります。
天安では後からきたITX-セマウル号に道を譲るため5分ほど停車します。
長くなりましたので前編はここまでです。後編では天安から大田までの電鉄線が並行しない区間の様子をお届けします。
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