約3年ぶりに宿泊!ソウル首都圏郊外の東横インを再び紹介! 東横イン仁川富平 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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今回はソウル首都圏の郊外、仁川市で宿泊したホテルを紹介します。

 

 

 

  仁川市富平区の繁華街に立地!交通アクセスも良好な「東横イン仁川富平」

 

今回宿泊したのは仁川広域市にある東横イン仁川富平です。

ソウル市の中心部や仁川国際空港からは列車やバスを使っても1時間程度かかる場所にあるホテルですがその分ホテル代金が安く、さらに富平という街自体が活気があり観光も楽しめますので、より地域に根付いた韓国の街を楽しみたいという方や少しでもホテル代を節約したいという方にもおすすめのホテルとなっています。

今回はこちらの東横イン仁川富平のホテル紹介と、富平周辺の様子についても簡単に紹介をしたいと思います。

 

 

東横イン仁川富平の最寄り駅は首都圏電鉄1号線(京仁線)もしくは仁川都市鉄道(地下鉄)1号線の富平駅です。

ソウル首都圏方面からお越しの場合、富平駅には急行、特急電車が停車しますので、そちらのご利用が便利です。但し、急行電車、特急電車は龍山駅始発終着となりますので、ソウル駅、東大門方面へ行かれる際は龍山駅などでの乗り換えもしくは各駅停車を利用してください。

江南方面からお越しの場合、新論峴駅や高速ターミナル駅から9号線急行電車に乗車し、鷺梁津駅で東仁川行きの急行、特急電車に乗り換えるとアクセスが簡単で便利です。

仁川総合バスターミナルや仁川国際空港からお越しの場合は仁川都市鉄道1号線を利用することになります。仁川国際空港からは前回紹介しました、302番座席バスと都市鉄道の乗り換えが安くて早いので便利です。

ソウル駅、梨大、弘大入口、合井方面からは1400番広域バスが、江南、高速ターミナル方面からは9500番広域バスが富平駅との間を結んでいます。いずれもトランクのないバスですが、荷物が少ない際はこちらのバスの利用もおすすめです。

 

 

富平駅では5番出入口が最寄りの出入口となっています。5番出入口のそばにはエレベーターもあり、このエレベーターは仁川都市鉄道1号線の改札階までつながっていました。

また、首都圏電鉄1号線(京仁線)で到着した場合はホーム中央付近の階段、エレベーターを上がって、駅舎の出入口から出る方法もあります。地下で迷いそうという方はこちらのアクセス方法もおすすめです。

 

 

早速チェックインをしていきます。韓国の東横インは日本の東横インのホームページから予約をすることができますが、オンライン決済を利用することはできず、チェックイン時に現金(韓国ウォン)かクレジットカードでの支払いとなります。

クレジットカードは韓国発行のカードのほか、日本発行の国際クレジットカード、デビットカードも使用可能です。

また、日本発行の東横インの会員カードもポイント付与、利用ができますのでお手元にある方はご持参ください。

チェックインの際には日本語で書かれたホテルの案内とスキンケアセットを日数分いただけました。なお、韓国の東横インは歯ブラシが有料での提供となっています。ロビーの自動販売機で歯ブラシを販売していますが、可能であればご持参をおすすめします。

 

 

東横イン仁川富平は27階建てとなっています。エレベーターは相当な数がありますが、エレベーターごとに停車する階が異なりますので、乗る前に確認の上でボタンを押してください。

 

今回は22階のシングルルームが割り当てられました。室内は日本の東横インとほぼ同様の雰囲気、レイアウトとなっています。

世界各国でも日本の東横インと同等の高品質なお部屋を提供されていることは嬉しいポイントですね。

 

 

ベッドは広々としたセミダブルサイズで、枕元にはおなじみのライトが装備されています。

ベッドの横にはデスクがあり、鏡、時計、テレビ、足元には金庫と空の冷蔵庫が収まっていて使いやすい配置になっています。

鏡の下にはWiFiのパスワードが貼られており、全室でフリーWiFiが使用可能です。

 

テレビは韓国の各放送局のほか、日本のNHKワールドプレミアムも見ることができます。

現地韓国のニュースはKBS、MBC、YTNなどのテレビ局などで放送されています。

 

 

室内には無料のミネラルウォーターのペットボトルと、冬の時期にはありがたい加湿器も用意されていました。

加湿器の水はユニットバスの蛇口から補充してご自身でセットする形になっています。

 

 

ユニットバスも日本と同様のレイアウトで、トイレはシャワートイレになっています。

蛇口は自動温調式ではありませんが、ひねる向きによって温度が調節できる東横インオリジナルのタイプになっています。

 

 

湯船はやや浅めで、しっかりと浸かるには少し寝そべったような体勢で浸からなければなりませんでした。

シャワーはハンドシャワーのほか、天井にレインシャワーも完備されていて、ハンドシャワーそばのレバーの操作で切り替えが可能です。

 

 

コンセントはデスク上に1口とUSBポートが1口用意されています。これだけでは足りないという場合、デスク下にも2口程度コンセントの空きがありますのでこちらも使用可能です。

この他、ユニットバス入口付近にも1口コンセントがあり、加湿器の電源はこちらから取るのがおすすめです。

 

 

 

翌朝、部屋の窓から外を眺めます。仁川市富平区などの街並みを一望できるほか、眼下には首都圏電鉄1号線(京仁線)の電車を見ることができます。線路側の部屋は朝5時頃~深夜0時頃の間の電車の運行時間帯は電車の音が少し響きます。音に敏感という方は念のため耳栓などを持参するか、事前に線路側でないお部屋をリクエストするのもよいかと思います。

鉄道の好きな方はひっきりなしに発着する京仁線の電車をずっと眺めていられますのでとても楽しめると思います。

 

東横イン仁川富平でも日本の東横インと同様に朝食が無料で提供されています。

朝食提供時間は朝7時~9時30分までと、日本の東横インより少し長めの時間設定になっています。

朝食は2階の専用会場で提供されていて、韓国の東横インではお部屋に食事を持ち帰ることはできませんのでご注意ください。

座席数は非常に多くなっていますので、食べる場所に困るということはないと思います。

食事はビュッフェ形式での提供ですが日本のような過剰な対策は求められず、食事をとる際のビニール手袋の着用は任意となっています。

 

 

朝食は白飯と韓国海苔を主食に、練り物やチャプチェ、サラダやキムチなどがあります。

汁物は毎朝2種類提供されていて、トッポギスープ、スゲスープ、コーンスープなどが提供されています。

おかずと汁物は日替わりとなっていますので、連泊した場合でも基本的には違う内容の朝食が楽しめると思います。

 

 

この他のホテルの設備としては1階にコインランドリー、飲み物や歯ブラシ、スナックを販売する自動販売機、ウォーターサーバーや電子レンジもあります。

酒類はフロント横の冷蔵庫に置かれており、フロントで購入する仕組みになっています。

 

 

 

富平駅周辺の観光情報についても少しお届けしましょう。

富平駅の地下は世界最大の地下商店街としてギネス認定されている「富平駅地下商店街」があり、衣料品やアクセサリーを中心に様々な店舗が軒を連ねています。衣料品は婦人服が6割、紳士服が4割程度の品揃えでオシャレなものがたくさん並んでいます。お値段もソウル市中心部の店舗よりもかなりお安くなっていますので、韓国でお洋服などを買って帰りたいという方はこちらの商店街の散策がおすすめです。

富平駅の京仁線側の駅舎はロッテマートが入っており、こちらでもショッピングが満喫できます。1階にはマクドナルドやケンタッキーなどのファーストフード店が深夜まで営業しているほか、駅周辺にも飲食店やテイクアウト専門の弁当店、コンビニなどが多数ありますので、食事に困ることはまずないと思ってよいと思います。

また、ホテルから歩いて10~15分ほどの所にある富平市場は青果物から生活必需品までを取り扱う伝統的な市場で、韓国の日常生活に溶け込んだローカルな雰囲気を楽しむことができます。あわせての観光におすすめです。

なお、富平駅付近には両替所はありません(以前はあったようですが閉店しています)。但し、営業時間内であれば近隣に銀行がいくつかありますので、そちらで両替をすることは可能となっているようです。

銀行の営業時間外(夜など)に空港から直接ホテルへお越しの際は両替は仁川国際空港で済ませておくか、後でソウル市内へ出た際などに行うことになります。両替所の多いソウル駅、明洞方面へは列車で約1時間、運賃1650ウォン(T-moneyカード利用時)です。

 

こちらの東横イン仁川富平ですが、私の滞在した2022年11月頃は平日週末を問わず、シングル1泊44180ウォンでした。

日本円換算で約4500円といったお値段で、韓国のホテル代金が高騰している今、この品質でこの価格は非常にリーズナブルだと思います。

加えて、東横イン仁川富平ではホテルタックスリファンドという制度を利用できます。観光目的などの旅行で韓国の対象ホテルへ宿泊すると、韓国を出国する際に付加価値税が返金される制度です。

今回は2泊しましたが、2泊で5000ウォン(約500円強)が返金されました。利用の際にはチェックイン時に申し出る必要がありますので、必ずホテルタックスリファンド利用の旨を申し出てください。利用の際にはパスポートの提示が必要ですのであわせてご用意ください。

 

ソウル市中心部からのアクセスは少し不便な立地ではありますが、仁川市富平区自体も観光を楽しめる場所ですし、富平を拠点にして鉄道やバスを利用して様々な場所へ観光に行くのもまた楽しめると思います。

おなじみの明洞や東大門といったエリアに飽きてきたという方、ソウル郊外の都市の観光はいかがでしょうか。

 

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