6871路(台中~杉林溪)の杉林溪遊樂事業担当便が一時運休 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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今回は台湾から入ってきたニュースをお届けします。

 

6871路(台中~杉林溪)の杉林溪遊樂事業担当便が一時運休 

 

台中と杉林溪の間を省道(下道)経由で運行する6871路ですが、2022年3月16日より杉林溪遊樂事業の運行する便が運休となることがわかりました。

 

 

6871路は台中と杉林溪の間を草屯、南投、濁水、鹿谷、溪頭などを経由して運行する路線で、台中客運、員林客運、そして杉林溪遊樂事業の3社が共同で毎日5往復運行しています。

所要時間は長く、台中から杉林溪まで3時間以上を要しますが、溪頭、杉林溪への観光輸送を中心に、また沿線地域の生活輸送にも欠かせない役割を果たしています。

6871路は杉林溪森林生態渡假園區という観光施設の中に直接乗り入れており、終点の杉林溪などの敷地内のバス停で降車する際には車内で入園券を購入する必要があります。入園券はゲートにて係員が車内に乗ってきて発売する形になっています。

 

 

杉林溪遊樂事業は杉林溪森林生態渡假園區を管理運営する事業者で、観光施設の運営の傍らで客運事業(路線バスの運行)を行っています。

杉林溪遊樂事業は2つの路線を運行していますが、このうち、この台中~杉林溪間を運行する6871路の運行から一時的に撤退します。

杉林溪遊樂事業は6871路の杉林溪12時30分発と台中(干城站)16時発の1往復を運行しており、この1往復が運休という形になります。

杉林溪遊樂事業の運行便では当初マイクロバスを使用して運行していましたが、2018年には車椅子用リフト付きの大型ハイデッカー車を1台投入し、水曜日と木曜日はこの大型ハイデッカー車で固定運用、その他の日も大型車での運行日が増えていました。

今回の6871路の運休については臨時暫停(臨時で一時運休)という表現がされており、今後の需要の変化に応じて復活する可能性もあると思います。

2022年3月15日の運行便を持って杉林溪遊樂事業のバスは6871路から一時的に撤退となりますが、杉林溪遊樂事業のバスが台中まで下りてくる姿がまた見られることを期待したいです。

 

 

なお、6871路のバス路線自体は台中客運、員林客運の二社によって2022年3月16日以降も運行が継続されます。

但し、3月16日以降は杉林溪遊樂事業が運行していた1往復はなくなり、合計4往復での運行となります。これに伴い、台中発の杉林溪行きの最終便は現在よりも4時間早まり、12時発が最終便となりますので十分ご注意ください。

所要時間は少し長くかかりますが、乗り換えもなく便利ですので杉林溪方面へ観光の際にはぜひ利用してみてください。

 

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