北海道新幹線とのアクセス列車!函館駅へはこの列車で! JR北海道 はこだてライナー | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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今回はこちらの列車を紹介します。

 

 

今回紹介するのはJR北海道の運行する「はこだてライナー」です。

はこだてライナーは北海道新幹線の函館開業に合わせ、北海道新幹線の始発終着駅である新函館北斗駅と函館駅の間を結ぶシャトル列車として運行を開始しました。

北海道新幹線の開業によって、仙台、盛岡方面から函館へのアクセスが向上し、東京方面からも函館への新たな交通手段として新幹線が加わることになりました。今後観光で函館へ訪れる際に新幹線を利用されるという方もいらっしゃると思います。

今回は北海道新幹線に接続するシャトル列車であるはこだてライナーについて、本数や乗り方など詳しく紹介したいと思います。

 

 

まずははこだてライナーのダイヤや停車駅について紹介します。

はこだてライナーは函館~新函館北斗間を朝6時台~23時台の間、毎時1本程度運行しています。

はこだてライナーは早朝深夜の一部便を除き、新函館北斗駅で北海道新幹線はやぶさ号、はやて号に接続していますので、新幹線のダイヤに合わせた形に運行されます。新幹線のダイヤが変更された場合はそれにあわせてはこだてライナーにも時刻変更が生じ、お盆や年末年始などはよく時刻変更がありますのでご注意ください。また、新幹線が遅れた場合は原則として接続をとって運行します。

はこだてライナーには快速はこだてライナー普通はこだてライナーの2種類の列車があります。

快速はこだてライナーは通過駅があるタイプの列車で、函館を出ると五稜郭、終点新函館北斗に止まります。この他の駅には止まりませんのでご注意ください。

普通はこだてライナーは函館~新函館北斗間の各駅に停車するタイプの列車で、函館を出ると五稜郭、桔梗、大中山、七飯、終点新函館北斗の順に全ての駅に止まります。停車駅が多い分、普通はこだてライナーの方が少しだけ所要時間が長くなります。

函館~新函館北斗間の所要時間は、快速はこだてライナーが約19分、普通はこだてライナーが約22分となります。なお、七飯~新函館北斗間は単線となるため、交換待ちが発生するなどしてこれより所要時間が長くなる列車もありますのでご注意ください。

なお、函館~新函館北斗間は森行き、長万部行きの普通列車(藤城経由を除く)も停車していますので、合わせてご利用ください。

 

 

はこだてライナーは全ての列車が733系電車3両編成で運行されています。車内は横長のロングシートが並んでいます。長い時間乗車する列車ではありませんので、この程度で十分の設備ではないかと思います。

本州の車両よりも耐寒装備がしっかりとしていて、ドア付近にはエアカーテンが設置され、袖仕切りもしっかりとした形になっています。

 

 

はこだてライナーの車両の扉は通年で自動では開きません。

車内外のドア横にある開くマークのボタンを押してドアを開けて乗降して下さい。車内からドアを閉めることもできますが、回りに人がいないかをよく確認してから閉めるようにしてください。

 

 

車内の函館方先頭車には車椅子対応トイレも設置されており、新幹線の車内でトイレを済ませられなかった際も安心です。

また、ゴミ箱もはこだてライナーの車内にありますので、車内で出たゴミなどはそちらへ捨ててください。

一部のドアの上にはLED式のインフォメーションボードがあり、列車の種別、行き先、停車駅などの案内をしています。車内放送とあわせてご活用ください。

 

 

ここからは新函館北斗駅でのはこだてライナーと北海道新幹線との間の乗り換えについて詳しく説明します。

まずははこだてライナーから新幹線へ乗り換える場合のルートです。

はこだてライナーは新函館北斗駅の1番のりばに到着します。列車の進行方向前寄り、車止めの方向へホームを進んで歩いていって下さい。

 

 

車止めを過ぎて、さらにホームをまっすぐ先へと進むと、新幹線のりかえ口の扉があります。

扉の先には新幹線への乗り換え改札があり、この改札を通過すると直接新幹線の発車ホーム(11番のりば)に入ることができます。階段等を一切使うことはなく、非常に便利な構造になっています。

乗り換え改札は自動改札機になっています。函館から目的地までの紙の乗車券をお持ちの方乗車券と新幹線の特急券を重ねて一緒に自動改札機に通して通過してください。

新幹線eチケットサービス(えきねっとトクだ値など)をご利用の方函館から新函館北斗までの紙の乗車券を自動改札機に投入し、その後すぐに新幹線eチケットサービスを利用するSuicaなどの交通系ICカードを自動改札機にタッチしてください。

 

続いて、新幹線からはこだてライナーへ乗り換える場合のルートです。

新幹線は12番のりばに到着し、はこだてライナーのホームへはエスカレーター、エレベーターなどを使って移動する必要があります。

新幹線のホームからひとつ上の階へ上がると新幹線から在来線への乗り換え改札口があります。

函館までの乗車券をお持ちの方函館までの乗車券と新幹線の特急券を重ねて自動改札機に入れてください。新幹線の特急券が回収され、函館までの乗車券のみが出てきます。

新幹線eチケットサービスをご利用の方新函館北斗から函館までの乗車券が別途必要になります。乗り換え改札口手前の自動券売機で函館までの紙の乗車券(440円)を購入し、紙の乗車券を自動改札機に通してすぐに新幹線eチケットサービスを利用したSuicaなどの交通系ICカードをタッチしてください。函館までの紙の乗車券が自動改札機が出てきます。

乗り換え改札口の自動券売機は現金のみ利用できます。クレジットカードなどで支払いをご希望の方はみどりの窓口へお越しください。また、函館~新函館北斗間の在来線ではSuicaなどのICカード乗車券は一切使用することができませんので必ず紙のきっぷを購入してください。

新函館北斗から函館までの紙のきっぷは乗り換え改札口横の自動券売機のほか、JR東日本の指定席券売機などでも事前に購入しておくことが可能です。新幹線到着直後は自動券売機が混雑することもありますので、可能であれば事前の購入もおすすめです。事前に購入する際は利用する日付をよく確認の上で購入してください。

 

 

乗り換え改札口を通過後、はこだてライナーの発車する1番のりばへ向かうエスカレーターなどを下りてください。

壁や床面に描かれている矢印の方向に進むと、車止めの先にはこだてライナーの停車する1番のりばがあります。

停車しているはこだてライナーに乗車してください。

なお、はこだてライナー以外の在来線の列車へ乗り換える場合は発車するホームが異なりますので、乗り換え改札口近くの発車案内表示板をよくお確かめの上、乗車する列車の発車ホームへお越しください。

 

 

はこだてライナーは普通、快速共に途中の五稜郭駅にも停車しますが、五稜郭駅から五稜郭公園へのアクセスはとても難しいです。

五稜郭公園へお越しの際ははこだてライナーを終点の函館駅まで乗車した後、函館駅前から路線バス、路面電車に乗り換えてアクセスすることをおすすめします。

 

函館へ観光でお越しの際にお得なきっぷとしては、「はこだて縄文めぐりパスポート」があります。

JR函館本線の函館~森間(はこだてライナーの函館~新函館北斗間を含む)や路面電車、道南いさりび鉄道、函館バスの指定区間が1日もしくは2日間乗り放題となるきっぷで、1日用は大人1350円、2日用は大人1830円です。この価格は2021年12月26日までの期間・枚数限定となりますのでご注意ください。

北海道新幹線を降りてすぐに購入を希望される方は、新函館北斗駅の新幹線の改札出口を出て、みどりの窓口へお越しください。

また、上記期間の終了後も2022年3月31日までは「はこだて旅するパスポート」として、同内容のきっぷが1日用大人2690円、2日用3650円で発売されていますので、函館観光にぜひ活用してみてください。

 

当ブログでは北海道新幹線については今の所取り扱いの予定はありませんが、北海道新幹線でも最大50%割引となるお先にトクだ値スペシャルやえきねっとトクだ値といった割引きっぷが設定されていますので、お得に北海道新幹線を利用してみてはいかがでしょうか。

 

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