藤沢~新宿間を安く早く移動したい方はこちら! 小田急電鉄江ノ島線 快速急行 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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以前、東京・新宿から藤沢、茅ヶ崎、小田原方面を結ぶJR東日本の特急湘南を紹介しましたが、今回はその列車と一部区間で競合している列車を紹介します。

 

今回紹介するのは小田急電鉄の江ノ島線を運行する快速急行です。

小田急江ノ島線の快速急行は主に藤沢~新宿間を運行し、江ノ島線の始発終着駅である相模大野からは小田原線へと直接して都心とを結んでいます。

新宿~藤沢間を乗り換えなしで結ぶ速達列車であることはもちろん、途中の大和駅では相鉄本線と、湘南台駅では相鉄いずみ野線と接続しており、東海道線のほかに相鉄直通線との競合路線にもなっています。

小田急線はJR東海道線と比べると所要時間の面では少し劣りますが、運賃面などその他のメリットが多く、沿線の方や観光で藤沢、江ノ島方面を訪れる方に多く利用されています。

今回はそんな小田急江ノ島線の快速急行についての魅力をたっぷりと紹介したいと思います。

 

小田急江ノ島線の快速急行は日中は20~30分おき、夕方~夜はおおむね30分おきに運行しています。

運行は主に藤沢~新宿間ですが、土休日は日中を中心に片瀬江ノ島まで運行される列車が多く設定されています(藤沢~片瀬江ノ島間はノンストップで運行)。

停車駅は藤沢を発車すると、湘南台、大和、中央林間、相模大野、町田、新百合ヶ丘、登戸、下北沢、代々木上原、終点新宿に止まります。

藤沢~新宿間の所要時間は列車により異なりますが、日中の場合は約1時間となっています。JR湘南新宿ラインの特別快速列車が同区間を約50分程度で結んでいますので、こちらと比較すると小田急線の方が10分程度所要時間が長くかかります。

 

 

平日夜の時間帯を中心に藤沢~新宿間では急行も運行されます。平日夜の快速急行が30分おきになる時間帯は快速急行と急行が交互に運行され、両方を合わせて10~15分おきの運行を確保している場合が多いです。

また、平日朝の時間帯は藤沢~相模大野間を急行、相模大野~新宿間を快速急行として運行する列車も存在しています。

急行は快速急行の停車駅に加え、長後、南林間、向ケ丘遊園、成城学園前、経堂にも止まります。このため、所要時間が1時間10分程度と快速急行より10分ほど長くなっています。

 

 

小田急線を藤沢~新宿間で利用するメリットをいくつか紹介したいと思います。

まず運賃についてですが、藤沢~新宿間は紙のきっぷ利用で600円、ICカード利用で597円です。

JRの藤沢~新宿間の運賃は990円ですので、小田急線の方が圧倒的に安いです。

また、都心部や主要駅周辺などの金券ショップでは小田急電鉄の株主優待乗車証(小田急全線乗車券)を500円台から販売しており、こちらを購入して使うとさらに安く利用することができる場合もあります。

また、快速急行で新宿のひとつ前に停車する代々木上原駅では東京メトロ千代田線に乗り換えることができます。千代田線は明治神宮前(原宿)、表参道、日比谷、大手町方面へ運行していますので、都心側の目的地によっては小田急線で新宿まで行かず、代々木上原で千代田線に乗り換えた方が目的地に早く到着することができるかもしれません。

さらに平日の江ノ島線の快速急行は基本的に新宿駅、藤沢駅を始発として運行していますので、新宿駅、藤沢駅で早めに待っていれば確実に着席して移動することが可能です。朝夕の混雑する時間帯に座って移動したいという方には特におすすめです。

 

今回乗車した快速急行には5000形車両が使用されていました。こちらは2020年3月にデビューした最新型の車両となっています。

(写真は別の行き先で運行されている同型車両)

 

 

この他、快速急行には上記写真のような車両など様々な車種が使用されています。ご利用の際は行き先を確認の上で乗車してください。

 

 

最新型車両の5000形の車内を紹介します。5000形の車内は木目調の床にオレンジ色の座席と暖かみのある内装となっていてとても落ち着きます。座席も比較的柔らかめで座り心地も悪くありません。

 

 

ドア上部には行き先や停車駅の案内、小田急の広告などを表示する液晶モニターが2つずつ設置されています。

 

なお、小田急線の快速急行、急行、各駅停車などに使用される車両にはトイレの設備はありませんので、トイレは乗車前に済ませておくようにしてください。

 

 

藤沢から新宿まで快速急行に乗車した際の様子を簡単に紹介します。

今回は平日夜の藤沢発の快速急行を利用しましたので車内は空いており、藤沢から間際の乗車でも着席可能な状況でした。

江ノ島線内は湘南台、大和、中央林間、相模大野と停車し、先に紹介した相鉄線のほか、湘南台では横浜市営地下鉄ブルーライン、中央林間では東急田園都市線に乗り継ぎできるため、各駅での乗客の入れ替わりが激しいです。

相模大野からは小田原線へ入り、町田や登戸などでの乗降が多く感じましたが、座席は完全に埋まることなく進んでいきます。

登戸の次は下北沢までノンストップで運行となります。登戸から先は複々線区間が代々木上原付近まで続き、列車も各駅停車の動向に左右されることなく進んでいきます。この区間の複々線化は小田急線のスピードアップに大きく貢献しています。

代々木上原で千代田線への乗り換え客を降ろした後は、再び複線になった線路を新宿へ向けてゆっくりと進んでいきます。

 

そして所定通り1時間の所要時間で終点の新宿に到着となりました。

通過駅が多く、複々線区間で各駅停車に詰まることがなかったため、体感はかなり早く感じられました。

 

小田急江ノ島線の快速急行はJR湘南新宿ラインより所要時間は少しかかりますが、少しでも安く行きたいという方、お金をあまりかけずに着席していきたいという方におすすめです。ぜひ藤沢、江ノ島エリア~都心を移動する際に活用してみてください。

 

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