激安!5000円台から手軽に北海道へ!スカイマーク BC176便 札幌(新千歳)→神戸(前編)の続きです。
スカイマークの新千歳→神戸のフライトの様子、前編では新千歳空港の搭乗から離陸し上空へ到達するまでを紹介しました。
後編では機内サービスや神戸空港到着の様子、そして気になるお値段などを紹介したいと思います。
安定飛行に入り、ベルト着用サインが消灯してしばらくすると機内サービスが始まります。
スカイマークでは大手航空会社のような無料ドリンクサービスはありませんが、中長距離路線においてネスカフェのホットコーヒー1杯とキットカットの無料サービスが行われます。今回の搭乗路線である神戸~新千歳線もサービスの対象路線となっています。
キットカットの包みはスカイマークオリジナルの絵柄で、販売も行われている様子でした。
この他のソフトドリンクやコク深めのコーヒー、玉ねぎスープなどは1杯100円にて販売されています。また品揃えは少ないですが、お菓子なども100円にて販売されています。
ミネラルウォーターや緑茶は小さめのペットボトル、アップルジュースは紙パックでの提供で、ちゃんと冷えたものが出てきます。500mlのペットボトルを事前に買うよりは割高感があるものの、自販機で同じものを買うよりはちょっと割安という感じの価格設定で、何よりワンコイン100円というわかりやすさは購入しやすいのではないかと思います。
空港などで飲み物を買い忘れた際や手持ちの飲み物が足りない!という時などには客室乗務員さんに購入したい旨申し出てみましょう。
安定飛行の間は雲の上を飛行しており、モニターなどもないためどのあたりを飛んでいるかは全くわかりませんでした。飲み物などをいただいてからゆっくりしていると飲み物などのサービスが終了し、着陸に際しての降下が始まります。ベルト着用サインが点灯し、再び雲の中へと入っていきます。
しばらくすると雲を抜け、真下に陸地が見えてきました。どうやら日本海側(山陰側)から本州を縦断して南へ抜けた所のようです。
瀬戸内海の上空へ至るとまもなく旋回し、南から東の方角へと進路を変えていきます。
するとまもなく車窓には淡路島が見えてきます。明石海峡大橋の上空を通過し、橋の様子をはっきりと確認することができました。
瀬戸内海を航行する北九州行きのフェリー(名門大洋フェリー)を眺めているうちに飛行機はどんどん降下していき、まもなく神戸空港に着陸となります。神戸空港は海上空港であるため、海上を降下して滑走路へと至るコースとなります。このあたりは関空と似ていますね。
そして飛行機は神戸空港マリンエアへ着陸しました。減速後は停止することなくゆっくりとした速度でターミナルへと進んでいきます。
待ち時間もなくスポットへと到着し、まもなくボーディングブリッジがつながれ降機開始となります。
降機の際は密集を避けるため前方、後方に分けての降機となりますが、この方がとてもスムーズに降りられるように感じました。
到着の際「皆様のご協力により、この便は定刻よりも少し早めの到着となりました」というお礼の挨拶もあり、手荷物や搭乗時などにピリピリとしている日本のLCC各社とは真逆の物腰柔らかい親切な対応はとても好感が持てました。
神戸空港はとてもコンパクトな空港で、降機後、手荷物受取所まではあまり歩くことなく到着でき、預けた手荷物も比較的早めに流れてきました。
このため、到着から10分と待たずに到着口へ出ることができました。到着案内によると機内のアナウンスの通り、定刻よりも10分ほど早く到着していたようです。
神戸空港到着後の各交通手段について簡単に説明します。
ポートライナーで三宮駅方面へお越しの際は到着口を出て、建物の出口手前にあるエスカレーターや階段を上がり、ひとつ上の階より神戸空港駅への連絡通路を通って、駅へ進んでください。僅か数分で神戸空港駅の改札口に到着します。
山陽新幹線の新神戸駅へは神姫バスの運行する路線バス(三宮経由)もあります。また、徳島行きの高速バスもあり、こちらのバスも新神戸駅まで乗車することが可能です。
神姫バスの新神戸駅行き(三宮経由)は到着口を出た後、正面の横断歩道を渡って左手にあるバス停へお進みください。
新神戸駅経由徳島行きの高速バスを利用される方は到着口を出て、正面の横断歩道を渡らずに手前の歩道を左手にお進みください。
どちらもバス停のポールが建っていますので、乗り場はすぐにわかると思います。
横断歩道を突き当たりまで進むと、駐車場があります。お車でも手軽に神戸空港へアクセスすることができます。
駐車場を利用される際は駐車券に割引サービスを受けられる処理をする必要がありますが、この処理機は手荷物受取所のフロアにあります。手荷物受取所から外へ出てしまうと、駐車料金の割引サービスを一切受けることができなくなってしまいますので、十分ご注意ください。
さて、今回のスカイマークの新千歳→神戸便ですが、片道7870円で利用することができました。
今回利用したのはたす得という2番目に安い運賃で、予約変更が可能な運賃となっています。
たす得は搭乗日の前日まで購入できますが、空席状況によって変動するため、必ずしもこのお値段で利用できるわけではありませんのでご注意ください。
また、最も安い運賃であるいま得では変更等ができなくなりますが、これよりもさらに安いお値段で利用することができます。
いま得の場合は私の利用したBC176便が5870円で利用できる日もありました。受託手荷物20kg込みでこのお値段ですので、大手航空会社はおろか、国内線のLCC各社よりも圧倒的にお得な金額と言えるでしょう。
BC176便以外の便もお安く利用できますので、とにかく安く北海道へ行きたいという方にはおすすめです。
BC176便は神戸空港に18時台に到着ということもあり、神戸から大阪、京都、滋賀、姫路といった方面へご帰宅される方、また新神戸駅から新幹線を利用して岡山、福山、広島方面へ帰宅される方にも丁度良い時間の便だと感じました。
JR西日本の発売する新幹線直前割きっぷ、新幹線近トク 1・2・3と組み合わせて、岡山、広島方面からお得に北海道へ旅行するのもおすすめの方法です。ぜひ神戸空港からのスカイマークを活用してみてください。
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