釜山市中心部をスルー!意外な市外バス路線! 市外バス 海雲台市外バス停留所→金海旅客BTの続きです。
金海市の金海旅客ターミナル(金海高速、市外バスターミナル)です。
金海市最大のバスターミナルとなっており、こちらから各地への高速バスや市外バスを利用することができます。
立地もよく、鉄道や市内バスなどでのアクセスも便利な場所にあり、とても利用しやすいバスターミナルです。
金海旅客ターミナルは金海軽電鉄の鳳凰駅前にあり、駅からは連絡橋でつながっています。
雨に濡れることなく駅とバスターミナルの間を移動することができます。
市内バスのバス停は駅前(バスターミナル正面)とバスターミナルの横、高速、市外バスの出入口付近にあります。
バスターミナル内から出発している金海市内バスの140番の到着便はバス出入口付近のバス停にて降車扱いを行っています。
バスターミナルは建物の一階部分となっており、広々とした待合スペースやトイレが複数箇所に設けられています。
中央付近には乗車券発売窓口があります。
窓口の上には時刻表が掲示されていますが、基本的にハングルでの行き先表記と時刻表示のみです。
市外バス用の自動券売機は現金や国際カード及び多言語表示には対応していないため、外国人の利用は難しい仕様となっています。
また、KOBUSのシステムで発売となる高速バスについては券売機での発売には対応しておらず、窓口のみでの取り扱いとなります。
ターミナル内にはいくつかの飲食店やコンビニ、売店などが入居しており、バスの乗車前後に食事をすることが可能です。
ホームは高速バス、市外バス共通の場所にあり、1番~17番のりばが乗車ホーム、18~23番が降車ホームになっています。
ホームの上にはそののりばから出る行き先が掲示されており、こちらには英語も併記されています。
乗り場奥にはバスの待機場が広がっており、検修施設も設けられています。
それでは金海旅客ターミナルから出発する主な路線を紹介します。まずは高速バス路線からです。
こちらはソウル江南行き。朝6時~19時まで毎時1本程度運行されているほか、深夜0時30分発と1時発の深夜バスもあります。
車両は3列シートのエクセレントバスが中心ですが、日に2本のみプレミアムバスでの運行もあります。
こちらは仁川経由仁川空港行き。朝7時40分、10時30分、15時30分、18時20分発の4本が運行されているほか、23時30分発、0時30分発の深夜便の運行もあります。
車両は昼間の便は3列シートのエクセレントバス、深夜便は全てプレミアムバスでの運行となっています。
高速バスはこのほかにも龍仁行きが朝8時10分発、11時40分発、14時50分発、18時20分発の4本運行されています。
ここからは市外バス路線を紹介します。
まずは東ソウル行き。朝7時30分発、12時発の2本が運行されています。
車両は全便が3列シートの優等バスで運行されています。
こちらは亀尾経由城南行き。朝7時10分発、10時10分発、15時発、17時40分発の4本が運行されています。
車両は全便が3列シートの優等バスで運行されています。
こちらは丹陽、堤川経由原州行き。朝9時10分発、16時10分発の2本が運行されています。
車両は全便が3列シートの優等バスで運行されています。
こちらは昌原経由大田行き。一部の便は馬山も経由します。金海~昌原間の短距離利用も可能となっています。
朝7時20分~18時50分まで、90分~2時間30分おきに運行されています。
車両は全便が3列シートの優等バスで運行されています。
こちらは釜谷、霊山、昌寧経由大邱西部行きの緩行便。
緩行便のため、大邱まで乗車すると2時間以上かかります。東大邱方面へは亀浦駅まで出て列車を利用するか、金海国際空港及び釜山西部からの市外バスの方が早く移動できます。
朝6時40分~19時40分まで、1~3時間に1本程度運行されています。車両は4列シートの一般バスで運行されています。
こちらは彦陽、慶州経由浦項行き。朝7時10分~20時40分まで、1時間10分~1時間40分おきに運行されています。
車両は4列シートの一般バスで運行されています。
こちらは昌原経由光州行き。金海~昌原間の短距離利用も可能となっています。
朝7時20分~18時10分まで、2~4時間に1本程度運行されています。
車両は4列シートの一般バスで運行されています。
こちらは昌原、馬山経由安東行き。具体的な時刻は掲示がありませんでしたが、一日4本が運行されているようです。
車両は4列シートの一般バスで運行されています。
こちらは釜山東菜経由海雲台行き。朝6時~深夜0時30分まで、30~40分おきに運行されています。
車両は4列シートの一般バスを使用しており、基本的に路線型車両による運行です。
こちらは梁山経由蔚山行き。朝6時~22時まで、20~40分おきに運行されています。
車両は4列シートの一般バスで運行されています。
こちらは昌原行き。昌原行きは長有、南山経由の緩行便が中心となっています。緩行便でも50分程度で昌原まで到達できます。
金海~昌原間のみの速達便は一日2本のみの運行となっているため、大田行き、光州行き、安東行きの便も区間利用ができます。
昌原行きの緩行便は朝6時05分~20時05分まで、30~120分に1本程度運行されています。
車両は4列シートの一般バスで運行されています。
こちらは直行便の馬山行き。朝7時10分~20時45分まで、30~60分おきに運行されています。
車両は4列シートの一般バスを使用しており、一部の便は路線型車両による運行です。
こちらは長有経由鎮海行き。朝8時30分発、11時40分発、15時10分発、19時発の4本が運行されています。
車両は4列シートの一般バスで運行されています。
こちらは長有経由咸安行き。朝7時~17時まで、2~4時間に1本程度運行されています。
車両は4列シートの一般バスで運行されています。
こちらは晋州行き。一部の便は長有を経由します。朝7時~21時まで、40~60分おきに運行されています。
車両は4列シートの一般バスで運行されています。
こちらは固城経由統営行き。朝7時~19時20分まで、1時間~2時間30分に1本程度運行されています。
車両は4列シートの一般バスで運行されています。
こちらは巨済島古県行き。朝6時30分~19時まで、1時間~2時間30分に1本程度運行されています。
車両は4列シートの一般バスで運行されています。
このほか、金海旅客ターミナルからは水原経由安山行き、釜山西部(沙上)行き、亀浦市場行き、密陽行き、順天行き、全州、益山経由群山行きなどの市外バスも運行されています。
最後に金海旅客ターミナル内から出発する唯一の市内バス路線である140番金海市内バスを紹介します。
140番は進永駅、進永市外バス停留場、昌原駅などを経由して馬山市外バスターミナルまで運行しています。実質、金海~馬山間の緩行バスという位置づけですが、市内路線のため、全区間1250ウォンの均一運賃であるのが特徴です。
朝5時30分~22時まで、15~25分おきに運行されています。車両は座席バス型と立席型の路線バス車両が両方使用されています。
なお、140番は市内バスですが、金海旅客ターミナルから乗車する場合はICカードでの乗車はできず、窓口にて140番の乗車券を購入してから乗車する必要があります。この場合、金海市内バスや金海軽電鉄との乗り継ぎ割引の適用はありません。
ICカードで乗車したい場合は近隣のバス停から乗車する方法があります。こちらについては140番の乗車時の記事にて詳しく紹介します。
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