海あり山ありの基隆市内路線! 基隆市公車處104路 公車總站→深美國小(消防分隊) | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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基隆市の団地と市街地をつなぐ生活路線! 基隆市公車處501路 國家新城→公車總站の続きです。

 

基隆駅前に到着後、再び違う市内バスに乗車します。

続いては新豐街方面行きの104路に乗車しました。104路は基隆市公車處の運行する路線で、中正區行政大樓(公車處)、海大、漁貨直銷中心(碧砂漁港)などを経由して深美國小(消防分隊)まで運行しています。

中正路経由と祥豐街経由の便がありますが、今回乗車したのは祥豐街経由の便でした。祥豐街経由の便は朝6時~23時20分頃まで15~22分おきに運行されています。

 

 

車両は日野製の高床車両が使用されていました。車内は1人がけの前向き座席が中心のレイアウトになっています。

104路は基隆市街側はラケット型循環路線の運行形態となっていて、新豐街方面から来た便は先に仁二路を経由した後に基隆駅前へ運行して新豐街方面へ向かうという形になっており、仁二路からの乗客で混雑していないか心配していましたが、幸い空席があり着席することができました。

 

 

公車總站(基隆駅前)を出たバスは海洋廣場の前を通過し、仁二路のバス停の少し手前で左折し、市政府方面へ向かいます。

 

 

しばらく基隆港沿いを走りますが、少し行くと内陸の細い道に入ります。この細い道は一方通行になっているため、104路は基隆市街方面行きと新豐街方面行きでは若干違うルートを走行するようになっています。

 

 

海大からは再び海沿いに戻り、漁貨直銷中心(碧砂漁港)付近まで少しだけ海を眺めることができます。

 

 

漁貨直銷中心を過ぎるとバスは右折して右側にある山へと登っていきます。海と山のある基隆の街を一度の乗車で両方とも楽しむことができるのもこの路線の魅力と言えるでしょう。

 

 

急勾配を力強い走りで登っていきます。坂の途中にも住宅や商店が広がっており、途中のバス停で降りていく乗客も多く見られました。

坂を登り切ると上にはそこそこ栄えた街が広がっており、このあたりが新豐街や深美街と言われるエリアのようです。

 

 

そしてバスは公車總站(基隆駅前)から30分ほどで終点の深美國小(消防分隊)に到着しました。

終点は路上のバス停ですがこの先にバスの車庫があり、到着したバスはそちらの車庫へと引き上げていきました。