ソウル市江南と漢江新都市を結ぶ速達バス! 広域急行バスM6427番 江南駅→九来乗り換えセンター | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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江南からもさらにバスに乗車して郊外へと向かいます。

次に乗車したのはM6427番広域急行バスです。広域急行バスとは韓国の国土交通部が管轄する速達バスで、これまで各市が管轄してきた広域バスや直行座席バスよりも停車地を絞り、都市間の速達運行により特化した運行形態をとるバスのことを言い、Mバスとも呼ばれています。

M6427番はソウルの繁華街である江南エリアと、急速な開発の進む金浦市の漢江新都市の間を結ぶ速達路線となっています。

 

 

江南エリアの始発地は新盆唐線の入口近くにある江南駅バス停で、中央のバスレーン側のバス停ではなく、歩道側にあるバス停より発車します。新盆唐線江南駅の4番出口を出て少し進んだ先に乗り場があります。乗り場にはポールの他にバスロケーションLEDが設置されており、各路線があとどれくらいがやってくるかを表示しています。

このほか、江南駅周辺では2号線江南駅と9号線新論峴駅の間あたりにある新論峴駅バス停(江南駅11番出口先、新論峴駅5番出口先の歩道沿い)からも乗車することができます。

 

 

車内は4列のリクライニングシートが並びます。中扉の設置はないため、座席数は多めに確保されています。シートピッチはそこそこの広さがあり、快適に移動することができました。

この車両はスタンダードデッカー車のため、タイヤ上の座席は少し出っ張りがあり、足元がやや狭くなります。

 

前方には液晶モニターがあり、広告やニュース、路線番号や次のバス停名などを表示しています。

 

 

バスは江南駅を発車し、新論峴駅、論峴駅と停車して乗客を乗せていきます。ソウル高速バスターミナルバス停にも停車します。

このあたりはバス専用レーンを走行し、他の路線バスと共に中央分離帯寄りを走ります。

 

 

広域急行バスは一般道区間でも通過するバス停があるため、一部のバス停はバス専用レーンを外れて一般車道側を通過していました。

漢江に到達したあたりで進路を変えて高架道路の側道へと入っていきます。

 

 

高架道路は高速道路ではなく、しばらくすると上から下りてきて下の一般道へと合流します。

 

 

この道をしばらく直進するとやがて高速道路のインターチェンジへと到達。オリンピック大路へと入っていきます。

 

 

京釜線や2号線の高架下などを通過していきます。車窓右側からは漢江を眺めることもできます。

 

 

その後もひたすら高速道路を直進し、金浦漢江新都市ICで高速道路を離れて再び下道に入ります。

 

 

高速を下りてしばらくは住宅地などはあまりありませんが次第に街中へと入ってきて、ビルや高層マンションが目立つようになります。

途中には建設中の金浦都市鉄道の駅入口を見ることができます。金浦都市鉄道は2019年7月27日に開業することが発表されています。

車窓に大きなイーマートが見えてくるとまもなく終点に到着です。

 

バスは江南駅から1時間15分ほどで九来乗り換えセンターに到着しました。この路線はこちらが終点です。

降車扱いが終わるとバスは近くの営業所へ向けて回送されていきました。