チェンマイ・ターペー門近くの快適なホテル! Imm Hotelの続きです。
タイの地方都市ではトゥクトゥクやタクシーなどの組合による反発で、これまで市内公共交通については整備が進んでいない状況が続いていましたが、最近になって自治体の主導により市内路線バスの開設が相次いでいます。
この度、チェンマイ市でも2018年4月より新しく「CHIANG MAI CITY BUS」(RTC)の運行がスタートしました。新しい市内路線バスにはRTCの愛称がつき、新たに大型バスで3路線5ルートの運行が開始されています。
大型ノンステップバスでの運行でスーツケースを持っての利用も楽々で、バスは均一運賃のためこれまで面倒であったトゥクトゥクでの料金交渉も必要ありません。チェンマイで気軽に利用できる安心・快適な市内路線バスについて今回は詳しく紹介します。
CHIANG MAI CITY BUSの路線図と路線一覧表です。車内にてこのような路線図のチラシを配布しています。
バス車内にも路線図が掲示されているほか、車体にもそのバスがどこを通るのか大きく掲示されています。
チェンマイ市内は一方通行の道が多く、同じ路線でも運行する方向によって経由地が異なることがありますので、利用する際は十分ご注意ください。
「CHIANG MAI CITY BUS」(RTC)の3路線5ルートの主要経由地は以下のようになっています。
各路線番号と運行方向の記述部分は各路線のカラーにできるだけ近い文字色にしていますので、利用の際の参考にしてください。
(一部機種では正しい色が表示されない場合がありますので、括弧書きでも各路線のカラーを記載しておきます)
R1番 チェンマイ動物園→セントラルフェスティバルチェンマイ行き(緑色)
チェンマイ動物園→メーヤー→チャン・プアック門(チャン・プアック市場)→チェンマイバスターミナル1→ワット・パー・パオ→ワロロット市場→チェンマイ花市場→ダラ・アカデミック→チェンマイバスターミナル2(アーケード)→セントラルフェスティバルチェンマイ
R1番 セントラルフェスティバルチェンマイ→チェンマイ動物園行き(青紫色)
セントラルフェスティバルチェンマイ→ナコンチャイエアー・バスターミナル→ダラ・アカデミック→ワットウパクッ(ナイトバザール至近)→トップス・ターペー→ターペー門2(広場側)→ターペー門1(旧市街地側)→セブンイレブン・チャーン・プアック門→イースティン→チェンマイ動物園
R2番 プロムナード→ターペー門→ナイトバザール→プロムナード行き(ラケット型循環線・ピンク色)
プロムナード→BIG C MINI→ノーンホーイ市場→ホリデイイン・チェンマイ→ワットウパクッ→トップス・ターペー→ターペー門2(広場側)→ターペー門1(旧市街地側)→ワロロット市場→チェンマイ花市場→ワットウパクッ→カラレ・ナイトバサール(チェンマイ・ナイトバザール)→アヌサーン・ナイトマーケット→シャングリラホテル→チャンクランマーケット→ノーンホーイ市場→プロムナード
R3番 チェンマイ空港→チャン・プアック門→ワロロット市場→チェンマイ空港行き(右回り循環線・赤色)
チェンマイ空港→ワット・スアンドーク→ニマン・ソイ12(ニマンヘミン通り)→ニマン・ソイ6→ニマン・ソイ2→チャン・プアック門(チャン・プアック市場)→セブンイレブン・チャーン・プアック門→Three Kings Monument(三人の王様記念碑)→ターペー門(旧市街地側)→ワロロット市場→チェンマイ花市場→ワットウパクッ→カラレ・ナイトバサール(チェンマイ・ナイトバザール)→アヌサーン・ナイトマーケット→ワット・プアックチャン→チェンマイ門→セントラルプラザエアポート→チェンマイ空港
R3番 チェンマイ空港→チェンマイ門→アヌサーンマーケット→ターペー門→チェンマイ空港行き(左回り循環線・黄色)
チェンマイ空港→セントラルプラザエアポート→ワット・シースパン(サタデーナイトマーケット)→チェンマイ門市場→チェンマイプラザホテル→アヌサーンマーケット→ワットウパクッ(ナイトバザール至近)→トップス・ターペー→ターペー門2(広場側)→ターペー門1(旧市街地側)→ワット・ラーチャ・モンティアン→ニマン・ソイ1(ニマンヘミン通り)→ニマン・ソイ11→DENT CMU(スアンドーク)→スアンドーク門→チェンマイ空港
※右回り、左回り、ラケット型の各循環線表現は当ブログの便宜上使用している表現で、現地の路線図等ではこの表現は使用されていません。
各路線の始発地の時刻表は上記の通りになっています(2019年4月現在。クリックで拡大します)。
途中の運行状況については「Via Bus」というスマートフォンアプリで確認できるようになっています。このアプリはバンコクなどの路線バスにも対応しており、タイで市内路線バスを利用する際に大変便利なアプリです。
ここからはバスの乗車方法について紹介していきます。
バス停にはこのようなポールが立っており、そこを通る路線や時刻表が掲示されています。
バス停に居れば基本的にバスは止まってくれますが、見通しの悪い場所なども多いので乗りたいバスが接近してきたら手を挙げて合図をするようにしましょう。
チェンマイ国際空港のバス停は国内線側1番出口を出てまっすぐ歩いていくと少し先の方にあります。
歩道にこのようなバス停のポールが立っていますので乗り場はわかりやすいと思います。
バスの前面及び車体側面には路線番号やそのバスの経由地が掲示されていますので、こちらを確認の上で乗り間違いのないようにしてください。
運転手は一定の英語が通じる場合が多いので、そのバスが目的の場所に行くか英語で地名等を質問すると返答してくれます。
バスはワンマン運転で、前乗り後降り、運賃先払い方式となっています。
バス運賃は全路線20バーツの均一運賃です。乗車時に前ドア近くにある運賃支払い機にて支払います。
この運賃支払い機には硬貨のみを受け付けるタイプと紙幣に対応したタイプの2種類が混在しており、硬貨のみを受け付けるタイプのもので紙幣を使用して支払いたい場合は運転手へ直接支払う形になっています。
紙幣に対応したタイプは1000バーツ紙幣には対応しておらず、運転手も高額紙幣の場合はおつりを持ち合わせていない場合があります。
このため、あらかじめ細かいお金を用意して乗車するようにするのがよいかと思います。
また、バンコクのBTSで使用できるICカード「ラビットカード」での支払いも可能です。こちらは乗車時にカードリーダーにタッチして支払います。
車内やチェンマイ空港でICカードへのチャージはできませんので、あらかじめバンコク市内などでチャージをした上で使用する必要があります。
従来からチェンマイバスターミナル2(アーケード)を起点に運行されている中型バスによる市内路線バス3路線も引き続き運行されています。
詳しくはこちらの記事にて取り上げています。
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