今回から数回に渡り、澳門からタイへと向かった時の様子を紹介していきます。
今回のスタートは中国珠海市と澳門のイミグレーションである拱北口岸のある關閘からです。
前日に珠海市に宿泊し、一日珠海市に滞在した後、夕方に澳門に入りました。平日のため拱北口岸は30分かからない程度の時間で通過できました。
イミグレーションを抜けたすぐ先にある關閘廣場バス停からAP1X線のバスを利用して澳門国際空港へと向かいました。
AP1X線は朝6時~10時及び15時~20時の間に6~15分おきで運行される空港行きの速達路線となっています。關閘廣場と澳門国際空港の間を最も早く結ぶ路線で、空いていることも多いのでこの時間帯に澳門国際空港を利用される方には大変おすすめの路線です。
AP1X線は關閘廣場地下のバスターミナルではなく、地上にあるバス停から発車します。
イミグレーションを出て南へまっすぐ進むと、左端の方にバス停があります。
なお、このバス停は別の路線(51線)と共用で、51線の列が伸びていてAP1X線の乗り場があまり目立っていません。
AP1X線の列の方に並んでいない場合、バスが通過してしまう恐れがありますのでよく確認の上でAP1X線の看板前に並ぶようにしてください。
AP1X線が運行されていない時間帯は地下のバスターミナルへ向かうと、澳門空港行きのAP1線に乗ることができます(朝6時~深夜1時20分まで5~12分おきに運行)。
こちらは狭い道も経由していくため、多少の渋滞にかかるリスクはありますが、同じく澳門国際空港へ乗り換えなしで行くことのできる路線となっていますので空港アクセスにとても便利です。
今回はAP1X線の運行している時間帯でしたのでそちらを利用します。
運賃は6マカオパタカ均一で、マカオパタカ及び香港ドルで支払いが可能です(レートは1対1)。
ICカード「澳門通」での支払いもでき、澳門通を使用した場合は運賃が4パタカに割引となります。
車両は低床バスが使用されており、スーツケースなど大きな荷物がある場合は中ほどの座席が便利です。
バスは關閘廣場を発車。進路を東へ取り、海沿いへ出てきます。
港珠澳大橋澳門口岸への分岐点なども通り、あっという間に澳門友誼大橋に入ります。
友誼大橋は重量制限があるのか、大型車は橋の手前の信号で一度止められ、少し停車した後に橋に入りました。
橋からはカジノホテルなどが建ち並ぶ澳門らしい景色を眺めることができます。
橋を渡り切り、タイパ島側で2つほどバス停に停車すると次は澳門機場(澳門国際空港)となります。
フェリーターミナルなどに一切立ち寄らないため、あっという間に到着となります。
そしてバスは關閘廣場から15分ほどで澳門機場(澳門国際空港)に到着しました。
バスはこの後引き続き關閘行きとなり、關閘廣場へと戻ります。空港から關閘廣場へのアクセスにもおすすめの路線です。
![]() |
まっぷる香港マカオmini(’19) (まっぷるマガジン)
1,080円
楽天 |