東莞市を横断する市内高速バス! 東莞巴士 公交快線12路 常平火車站→虎門中心站 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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東莞市 常平火車站公交站(常平駅市内バスターミナル)の続きです。

 

常平からは虎門行きの公交快線12路に乗車して虎門へ向かいました。

公交快線12路は常平新車站を始発とし、常平駅、東莞東駅を経由して虎門へと向かう路線です。市内完結の高速バス路線ではありますが、東莞市のほぼ端から端を横断する形となり、所要時間も短くありません。

東莞巴士が運行しているため、運賃の支払いには東莞通、嶺南通などの各種ICカードが利用できます。乗車時と降車時にドア付近にあるカードリーダーにICカードをタッチして乗降します。

常平駅の虎門行きの乗り場は駅を出て、線路と並行する通り沿いにある商業施設前のバス停です。駅からは横断歩道を渡ってバス停まで行く必要があります。

 

 

車両は前中扉のハイデッカー車が使用されていました。前扉から乗車して中扉から降車するシステムとなっています。

座席は4列のリクライニングシートを採用しており、快適に移動することができました。

 

 

バスは常平駅を出ると10分とかからないうちに東莞東駅に停車。こちらは大きなバスターミナルとなっており、市内バスや高速バスの拠点になっています。

 

 

東莞東駅を出て、しばらくの間は下道走行となります。比較的広い道を速度を上げて進みます。

 

途中、給油のためにガソリンスタンドに停車しました。東莞市のバスの車庫には給油設備がなく、このように民間のスタンドで給油するようです。

給油中は安全のために車内で待つことはできず、乗客は一度外に出る必要があります。ガソリンスタンドには待つためのベンチや喫煙所、トイレなども完備されており、ちょっとした開放休憩となっていました。

 

 

10分ほどで給油を終え、バスは莞佛高速道路に入ります。

 

 

30分弱高速道路を走り、虎門近くのインターチェンジで高速道路を下ります。

下りてすぐの所にある北栅車站にバスに入り停車します。こちらも高速バスなどの拠点ターミナルとなっているようです。

 

 

北栅車站を出てしばらく下道を走行し、いくつかのバス停に停車しながら虎門を目指します。

 

そしてバスは虎門中心站に到着。常平駅から実に1時間40分もの道のりでした。

特に渋滞などはなく、給油の10分程度の停車があるのみでこの所要時間ですから、東莞市が本当に広いことを実感できました。