期待のMRT新路線に先駆けて運行! 台北客運981路(三鶯線) 捷運永寧站→恩主公醫院 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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今や通勤高速バスの新乗り継ぎ拠点! 新北市 捷運永寧站公車站(MRT永寧駅バス乗り場)の続きです。

 

永寧駅からは台北客運の鶯歌行きの981路三鶯線に乗車しました。

981路三鶯線は台北捷運(台北MRT)三鶯線に先駆けて運行されている先導公車路線で、永寧から三鶯線が運行される区間を道路でたどって鶯歌まで行きます。三峡、鶯歌方面へは高速道路経由の路線も運行されていますが、981路は全区間下道経由で運行します。

 

 

車両は福田汽車製のノンステップバスが使用されていました。車内は中ほどは中向きのロングシート配置、後部は前向きまたは後向きの座席配置で、一部の座席は向かい合わせの4人掛けになっています。

 

 

バスは永寧を発車。現在板南線の終着駅となっている頂埔駅を過ぎると、三鶯線の開業予定区間に入ります。

 

 

車窓からは徐々に民家がなくなり、峠道に入っていきます。こんな山間部を捷運が通ると思うとなかなか興味深いですね。

このバスの前には三峡行きの705路のバスが走っています。三峡までは705路、706路もあわせてかなりの本数のバスが運行されています。

 

 

峠道を越えると再び街並みが見えてきました。橋を渡るとバスは三峡エリアへと入っていきます。

 

 

三峡エリアでは捷運の工事が進行しており、高架の線路が少しずつ出来上がっている状況のようです。

 

 

途中で少し捷運の路線上を外れ、海洋公園、台北大学正門などを経由します。利用者の多い区間へ迂回できるのはバスのメリットですね。

なお、捷運の工事の進捗の関係か、途中の台北大学(三峡校區)バス停については当分の間通過扱いで運行しています。

 

 

バスは45分ほどで恩主公醫院バス停に到着。今回はこちらで降車しました。

恩主公醫院バス停は三峡エリアの外れに位置しており、その名前の通りそばに恩主公醫院という病院があります。

近くにフォルモサ高速公路のインターもあり、永寧からですと高速経由のバスの方が早く着ける場所でもあります。

このあたりも捷運の建設工事が進行中で道幅も狭くなっていました。付近には捷運の臺北大學(恩主公醫院)駅ができるようです。