京釜電鉄線(首都圏電鉄1号線) 天安急行 安養→龍山の続きです。
この日は龍山で買い物や食事を済ませた後、仁川国際空港へ向かいました。
龍山から仁川国際空港へ向かう場合、ソウル駅まで出て空港鉄道を利用するのが便利ですが、今回は首都圏電鉄1号線で鷺梁津駅へ出て、ソウル市メトロ9号線(首都圏電鉄9号線)を利用してみました。
ソウル市メトロ9号線は総合運動場駅と開花駅の間を高速ターミナル、銅雀、鷺梁津、汝矣島、堂山、金浦空港を経由して運行している路線です。この路線では各駅停車のほか、急行電車が運行されています。
金浦空港へ乗り入れていることもあり、金浦空港と江南エリアなどを移動する際にはとても便利な路線と言えます。
ソウル市メトロ9号線はKORAILやソウル交通公社の運営ではなく、別の民間事業者による運営となっています。
別会社運行ではありますが、T-moneyカードなどのICカードも問題なく利用できるほか、他の首都圏電鉄線との乗り換えでも運賃は通算されます。
ソウル市メトロ9号線へ乗り換える際などには中間改札を通る必要がある駅が多いですが、これは乗客数の把握や、乗客の利用ルートを確認し事業者側の運賃精算を行うために設けられているもので、この改札を通ることで新たに初乗り運賃が取られたりすることはありません。
ソウル市メトロ9号線は日中は基本的に各駅停車と急行電車が交互に運行されるダイヤで、急行電車はおおむね10分に1本程度運行されています。
急行電車は総合運動場駅~金浦空港駅間で運行されており、開花駅へは各駅停車しか行きませんのでご注意ください。
急行電車の停車駅は総合運動場、奉恩寺、宣靖陵、新論峴、高速ターミナル、銅雀、鷺梁津、汝矣島、堂山、塩倉、加陽、金浦空港です。
駅の発車案内には英語で次に来る電車が急行電車か各駅停車かが表示されていますので、確認して乗車する必要があります。
ソウル市メトロ9号線の車両は急行電車、各駅停車共に同じでオールロングシートとなっています。
なお、4両編成の電車が大半であるため、特に急行電車は大変な混雑となることがあります。ラッシュ時にスーツケースなどを持って乗車する場合は各駅停車の利用も検討されることをおすすめします。
この混雑対策のためソウル市メトロ9号線の車両は順次6両編成への変更が行われており、一部の電車は既に6両編成にて運行されています。
車内ドア上にある液晶モニターでは列車の種別、次に停車する駅とその次に停車する駅、急行電車から各駅停車への乗り換え案内、他路線への乗り換え案内などが韓国語と英語にて表示されます。
途中の一部の駅では各駅停車が急行電車の待ち合わせを行います。待ち合わせをする駅では急行電車と各駅停車は向かい合わせのホームに停車するため、乗り換えることができます。
今回は鷺梁津駅から急行電車に乗車し、終点の金浦空港駅まで乗車しました。この区間は全て地下区間を走行します。
各駅にはフルスクリーンタイプのホームドアが設置されており、急行電車が通過してもホームは安全が保たれています。
急行電車は鷺梁津駅から20分程度の所要時間で終点の金浦空港に到着しました。
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