釜山都市鉄道1号線 釜山駅→老圃の続きです。
釜山総合バスターミナルからは蔚山行きの市外バスに乗車しました。
釜山と蔚山の間はKORAIL東海線やKTXも運行されていますが、所要時間が長かったり、市街地と駅が離れていたりといった事情もあり、交通の便があまりよいとは言えない区間です。市外バスや広域バスも釜山市内各地から運行されています。
老圃から蔚山へは総合バスターミナルからの市外バスと駅前バス乗り場からの広域バスがありますが、今回は市外バスを利用しました。
釜山総合バスターミナルから蔚山への市外バスは10~20分に1本程度の運行で、運賃は5000ウォン(約500円)です。
車両は3列シート車と4列シート車の両方が使用されており、乗車した便は3列シート車が使用されていました。
短距離の路線でこのシート配置はとても贅沢です。恐らく広域バスなどとの競合対策という一面もあるのかもしれません。
3列シート車か4列シート車かはバスターミナルの自動券売機でも確認することができます。蔚山経由方魚津行きの便については4列シート車が充当されていることが多いようです。
車内ではテレビ番組が放映され、オーディオパネルも設置されています。バブル期の日本の中長距離バス並の設備ですね。
なお、車内トイレはありませんので、トイレは事前に済ませて乗車するようにしましょう。
老圃と蔚山の間は直達する高速道路がないため全区間下道を走行します。このため、所要時間は1時間程度かかります。釜山駅からの都市鉄道の乗車時間も合わせると1時間40分程度となりますので早く行ける手段とは言い難いですが、KORAIL東海線を使っても釜田駅乗り換えで釜山駅から1時間40分ほどはかかりますのでどちらにしても所要時間が長いのが現状です。
バスターミナルを出てしばらく走ると車窓に大きな大仏が見えてきました。
車窓にはKTX京釜高速線の線路も見ることができます。KTXにも蔚山駅がありますが、こちらは市街地から20kmほど離れており、また停車本数もあまり多くはないようです。このあたりはまだ釜山市のため、釜山市の市内バスの姿も見ることができます。
この市外バスは途中何か所かのバス停に停車しながら運行します。バス停は市内バスと共通の場所に停車しています。
乗降制限も特にないようで、途中での乗降も多くありました。
途中山間部に入り、峠を通過するとバスは蔚山市内へと入っていきます。
蔚山の市街地に入ってくるとビルやマンションが増え、周囲が賑やかになってきました。蔚山市内でもいくつかのバス停に停車します。
そしてバスは釜山総合バスターミナルから1時間ほどで終点の蔚山市外バスターミナルに到着しました。
D34 地球の歩き方 釜山 慶州 2017〜2018 [ 地球の歩き方編集室 ]
1,512円
楽天 |
アジア 14ヶ国利用可能 プリペイドSIMカード 3GB 8日間 4G/3G 韓国 台湾 香港...
1,110円
Amazon |