台鐵南廻線電化工事に伴う代行バス運行中(潮州駅編)の続きです。
台湾鉄道の南廻線電化工事に伴う代行バス、今回は南廻線の主要駅である枋寮駅の様子を紹介します。
運休時間帯の枋寮駅の様子です。枋寮駅は運休時間帯に入ると全く列車が来なくなります。改札口こそ開け放たれていますが、発車標の表示は消え、ホームにはエンジンを切った列車が止まっていました。
駅の窓口は運休時間帯も開いており、前売の乗車券などを発売しています。
また、駅舎内には代行バスの運行時刻も貼りだされていました。
枋寮駅の代行バス乗り場は駅前広場となります。駅を出てすぐの所にバス停ポールが立っており、こちらから発車します。狭いロータリーですが、バスが乗り入れできるように放置されたバイクなどを撤去して広々とした駅前広場になりました。
枋寮駅から乗車できるのは2路線3つの行き先の代行バスになります。
ひとつは潮州と台東を結ぶ0979路で、台東行きは途中、大武、瀧渓、金崙、大麻里、知本、臺東轉運站、台東駅の順に停車します。潮州行きは潮州までノンストップで直行します。
もうひとつは枋寮と潮州を結ぶ0980路で、潮州までの全ての駅に停車します。
潮州行きは停車駅の違う2つの路線が運行されており、先に0980路が出る時間でも、後から出る0979路の方が早いというパターンもあります。駅に掲示された時刻表をよく確認して利用してください。
運行する事業者については以前の記事にて触れていますので、今回は省略します。
バス停は2つに分かれており、駅を出て右手にあるのが0979路のバス停、左手にあるのが0980路のバス停になります。方面別ではなく、路線別にバス停が分かれていますので、よく行き先を確認して、乗り間違いのないように十分ご注意ください。
枋寮駅のロータリー内には0980路として潮州へ向かうバスが多く留置され、発車を待っています。
0980路は発車の5~10分前くらいになると乗り場に付けて乗車扱いを始めます。
0979路は枋寮駅は途中駅となりますので、ロータリー内のバス停で乗降扱い後、すぐに発車していきます。枋寮駅では普段は顔を合わせることがない鼎東客運と屏東客運の路線バス車両が顔を合わせていました。
枋寮駅の駅前通りを歩いた先には國光客運の枋寮站があります。こちらからは代行バスには乗車できませんのでご注意ください。但し、こちらから9188路などの高速道路経由のバスに乗車すると、高雄まで代行バスと列車を乗り継ぐよりも早く向かうことができます。
![]() |
るるぶ台南・高雄・屏東・澎湖島ちいサイズ (るるぶ情報版)
1,188円
楽天 |
![]() |
ニュー台湾時刻表2018年1月号
Amazon |