香港航空HX6683便 岡山→香港の続きです。
香港空港では乗り継ぎとなるのですが、今回は一度香港へ入り、オクトパスカードへのチャージや後で使う香港ドルの調達などをして再度出国することにしました。
香港空港は入出国審査が混みあうこともありますが、係員の誘導がしっかりしていていつも長く待つことなく利用できるのが嬉しい所です。
次に搭乗するバンコク(スワンナプーム)行きの香港航空HX761便は沖のサテライトからの出発で、空港内のシャトル列車を利用しての移動でした。
香港空港は出国エリア内の飲食店も充実していますが、沖のサテライト側は夜になると閉まるお店も多くなります。コーヒーショップなどは深夜も営業していました。
また、一部のゲートのそばにはオクトパスカードやコインの使える自動販売機があり、飲み物やカップラーメン、お菓子などを販売しています。但し、一番安いミネラルウォーターでも17香港ドル(約240円)となっていますので空港価格と言えそうです。
せっかくなので出前一丁をひとつ購入して夜食としました。お湯はトイレ近くにある給湯コーナーで調達可能です。ゲートのベンチの一部には充電用のコンセントやUSBポートも備わっています。
今回搭乗するHX761便はエアバスA350-900型機が使用されていました。香港航空の最新鋭機材で、アメリカ大陸方面路線などで使用されていますが、利用者の多いバンコク線の一部便にも使用されています。
出発の40分ほど前に搭乗が始まりました。機内は3+3+3列の配置です。
長距離線で使用されるだけあって、エコノミークラスも枕つきの快適なシートが採用されています。
各座席には個別モニターとUSB充電ポートを完備。また、足元には電源コンセントもあります。
毛布は各座席に搭乗時から用意されています。また、出発前にはイヤホンも配布されます。
このほか、他の路線同様に新聞のサービスもあります。
今回は窓側の座席を確保することができず、通路側を指定してもらいました。
香港航空は出発の48時間前からWEBチェックインが可能で、早くからこのサービスを利用して座席を予約する方が多いようで良い席は早くに埋まる傾向があります。また、早い時間にエアポートエクスプレスのインタウンチェックインを利用される方も多いです。窓側を希望される際は早めにWEBチェックインをされることをおすすめします。
香港からバンコクへの飛行ルートはこのような感じです。中国の海南島、ベトナム、ラオスの上空などを通過してタイへと入るようです。
ドアが閉まるとショー風の安全設備の案内ビデオが流されます。この便でも客室乗務員の実演による非常口位置の説明がありました。
早速個別モニターを使ってみます。日本線の多いエアラインということで日本語にもしっかり対応していました。但し、映画については英語の字幕対応のみというものが多いです。
せっかくの香港航空のフライトなので、飛行中は中華圏の恋愛映画を観て過ごしました。
この便は深夜のフライトですので、機内食はソーセージパンとミネラルウォーターのみの提供でした。
別途でドリンクサービスも行われ、オレンジジュースと温かいグリーンティーを注文しました。
また、後でトイレに行った際にギャレイを覗くとパンがたくさん余っていましたので、客室乗務員さんにもうひとつもらえないかお願いすると、快く追加をいただけました。
食事を終え、映画が終わった頃にはバンコクまで後30分ほどという所まで来ていました。
まもなく着陸体制に入り、ベルト着用サインが点灯しました。
そして飛行機はバンコクから2時間45分ほどでバンコク・スワンナプーム空港に到着。
定刻より45分も早い1時35分の到着となりましたが、入国審査が長蛇の列で時間がかかり、入国できたのは深夜の3時頃になりました。
隣のゲートにはPeachの姿がありました。Peachは沖縄・那覇空港からバンコクへ直行便を運航しています。