ベトナム航空VN6681便 ハノイ→クアラルンプール(KLIA) | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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ベトナム航空VN331便 大阪(関西)→ハノイ 後編(B787-9型機搭乗記)の続きです。

 

 

ハノイ・ノイバイ国際空港では飛行機を乗り継ぎます。

ベトナム航空同士をハノイで乗り継ぐ場合、原則として出発地で乗り継ぎ後の便の搭乗券も同時に発券されるため、ハノイでは新たに搭乗手続きをすることなく乗り継ぎができ、荷物も目的地まで受け取ることなく乗り継ぐことができます。

今回は乗り継ぎが2時間程度でしたが、乗り継ぎが6時間以上あれば一旦ベトナムに入国して観光を楽しむこともできるようです。

すぐに乗り継ぐ場合は入国審査手前にある乗り継ぎ用の通路を通り、ひとつ上の階の出発口手前の荷物検査場所へ直接向かうことができるようになっています。ベトナムでの出入国審査は不要です。

なお、手荷物検査の際は靴も脱いでX線検査機に通します。恐らく靴に麻薬を隠す人がいるための対策なのでしょう。手荷物検査が終わればすぐに出国エリアとなります。

 

 

ハノイ・ノイバイ空港を含むベトナムの国際空港の多くの出国エリア内のお店ではベトナムドンのほか、アメリカドルを使っての買い物も可能です。一部の店舗ではアメリカドルでの価格表記にも対応しています。日本を出国する際、アメリカドルをいくらか作っておくとベトナムの空港でのショッピングも楽しむことができるのでおすすめです。飲食店なども多く、待ち時間の休憩に利用できる店舗も少なくありません。

 

 

ハノイ・ノイバイ空港ではフリーWiFiも完備されており、また一部のベンチには携帯電話の充電などに利用できるコンセントやUSB充電ポートも完備されています。

 

買い物やネットを楽しむ前にまずは乗り継ぐ飛行機のゲートのチェックをしておきましょう。

なお、このゲートですが、後で変更になることもありますので搭乗前にも改めて確認が必要です。航空券に書かれている搭乗開始時刻にはゲートに向かうようにすると余裕を持って搭乗できると思います。

 

 

ハノイ・ノイバイ空港にはLCCのベトジェットエアやジェットスター・パシフィック航空なども就航していますが、やはりベトナムのフラッグキャリアであるベトナム航空の姿が最も多く見られます。

 

ゲートの停止位置にはA340などの懐かしい機材の名前も並んでいます。

 

 

前置きが長くなりましたが、これから搭乗する飛行機を紹介します。

ハノイからはマレーシアのクアラルンプールまで、再びベトナム航空のフライトに搭乗します。

機材はエアバスA321型機で、大阪から乗ってきた機材よりも一回り小さい飛行機です。ベトナム航空の一部の日本路線でもこの機材が使用されています。

 

 

機内はエコノミークラスは3列+3列の配置で通路は1列になっています。

座席はオーソドックスながらも座り心地はよく、長時間のフライトでも快適に過ごせます。

 

足元の広さは先程のB787-9型機より気持ち狭いようにも感じました。

 

 

ベトナム航空のエアバスA321型機には個別モニターの設備がなく、天井に吊り下げられたモニターのみのサービスとなります。機内安全ビデオは機内のスピーカーから音声を流して放映されますが、それ以外の映画や番組などの音声は座席にあるオーディオパネルを使って聞くことになります。

 

ヘッドホンは座席前のポケットに入っていました。

なお、この便では毛布は希望者のみに配布され、枕のサービスはありませんでした。

 

 

その他の読み物などですが、搭乗口付近には新聞のサービスがあります。新聞ですが、英語や中国語の物も用意されていましたが、日本発便のように日本語のものはありませんでした。

機内誌についてもベトナム語と英語併記の物のみの用意となっています。

 

搭乗後、乗客が着席し終わると客室乗務員からおしぼりが配布されます。大阪発の便でも離陸前に配布されましたが、暑い時に早めにおしぼりが配られるのはありがたいですね。

この日は6~7割程度の搭乗率で、後方座席が空席が目立ち、私の隣2席も空席でした。ベトナム航空は前の方へ詰めていく傾向が感じられますので、後方をウェブチェックインなどで指定すればゆったり座れる可能性は高いかもしれません。

 

 

飛行機はハノイを離陸し、一路マレーシアのクアラルンプールを目指します。

ハノイ空港では滑走路の待ち時間も短く、比較的すぐに飛び立ちました。

 

 

モニターでは離陸直後はゴルフツアーの番組が流されていましたが、機内食を食べ終わる頃にはお笑い番組の放映に変更されていました。なかなか日本の航空会社ではお目にかかれないセレクトですね。

 

安定飛行に入ってしばらくすると、ドリンクサービスと機内食がほぼ立て続けに回ってきました。

食後はゆっくり休みたかったのでドリンクは先に2つ注文。オレンジジュースとミネラルウォーターをセレクトしました。この便では日本人乗務員はいませんので、英語やベトナム語での注文になります。

飲み物のメニューは大阪からの便とほぼ同様で、アルコールからソフトドリンク、炭酸まで様々なものが取り揃えられていました。

 

 

機内食はチキンかフィッシュからの選択で、今回はチキンにしました。

メインはチキンの焼きそばで、味の方はソースは独特な風味がありましたが味自体は悪くなく、美味しくいただきました。

サイドはエビと野菜のサラダ、デザートはスイカ、リンゴ、そしてドラゴンフルーツの盛り合わせです。ドラゴンフルーツはいかにも南国の機内食らしいメニューで、こちらも美味しくいただきました。

パンはしっかりと温かいものが出されたのがとても印象的でした。

 

食後のドリンクはコーヒーと紅茶からの選択で、今回は紅茶を選択。

こちらも風味がよく、ミルクとの相性も抜群の一杯でした。

また、機内食を片づける際、同時にミネラルウォーターを希望者に配っていましたので、食後に薬を飲む方などにはとても嬉しいサービスだと感じました。

 

機内食の片づけが終わると、機内の照明が少し落とされます。

朝早かったので私も一休みし、到着後の移動に備えます。

 

 

一休みしているともうマレーシアの上空に差し掛かっており、まもなくベルト着用サインが点灯。

あっという間にマレーシアのクアラルンプール国際空港へと着陸しました。

 

 

飛行機は着陸後、しばらくは広いクアラルンプール国際空港の中を移動していきます。

途中には塗装を剥がされたB747型機や、マレーシア航空のA380型機も姿も見られました。

 

そしてハノイから3時間ほどの所要時間でクアラルンプール国際空港へ到着しました。

 

 

クアラルンプール国際空港はKLIA(第一ターミナル)に到着します。KLIAは入国エリアと出国エリアが一体化しているとても珍しい構造ですので、到着後どちらへ向かえばいいか迷ってしまいそうです。

今回は沖のサテライトに到着しましたので、空港内を走る列車に乗車してメインターミナルの入国審査場へ向かいます。以降は「imigresen」(イミグレーション)の看板を目印に進んでいくと入国審査場に到着します。マレーシアは入国カードはありませんので、パスポートの提示のみで構いません。指紋認証と顔写真の撮影が同時進行でカウンターにて行われます。

 

 

入国審査を終え、手荷物を受け取ると到着ロビーに到着となります。

手荷物受取後、手荷物検査の場所がありますが、免税の方はスルーして構いません。

入国審査が混雑していると、飛行機を降りてここまで1時間程度かかりますのでご注意ください。

(早い場合は30分程度で到着できることもあります)

入国審査前に両替所(到着ロビーとレートはあまり変わりません)やSIMカードの販売所もありますので、入国する前にこれらを活用するのもよいかもしれません。