新竹客運5623路 捷運環北站→楊梅站 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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桃園市公車 捷運環北站(桃園機場捷運環北駅バスターミナル)の続きです。

 

 

環北駅からはバスを利用して移動しました。

今回は乗車したのは楊梅行きの5623路です。中壢から西方面の路線は多くが新竹客運の運行で、この5623路も新竹客運が運行しています。桃園機場捷運の開業に合わせて中壢駅~環北駅間を延伸し、捷運利用者の利便性向上を図っています。

5000番台の路線番号を持つ路線ですが、2016年12月1日からは公路客運扱いから桃園市管轄の桃園市公車へと移管されています。運賃や乗車方法には変更はなく、ICカード利用の場合は乗車と降車の2度、ドア近くのICカードリーダーにカードをタッチする必要があります。

 

 

乗車した車両は新竹客運の路線バスでも比較的よく見かけるハイデッカー車両です。

車内は4列シートになっており、リクライニング機能のついた座席は一般路線バスでは贅沢な設備です。

2004年式と古い車両ですので、USB充電ポート等の今時の設備はありません。

 

 

バスは環北駅を発車。しばらくは郊外の道路を走り中壢駅を目指します。

 

 

中壢駅に近づくにつれて街中を走るようになり、道路も少しずつ狭くなってきます。

現在、桃園機場捷運の延伸工事も進められていて駅前の道路は特に狭くなっており、時間帯によってはこのあたりで大きな渋滞が発生することもあるようです。

 

 

駅前通りを突き進み駅舎に突き当たると右折し、バスは新竹客運中壢總站に停車。

前を走っていたバスはバックでバスターミナルへ入線しましたが、乗っていたバスはターミナルへは付けず、そばの路上に止めて乗降扱いを行いました。環北駅発着の便はこのような形で乗降扱いをするケースが多いようです。

 

 

中壢總站を発車すると桃園客運のバスターミナルの横を通り、中壢公車站の手前を左折して大通りへ。西へと進路を取ります。

途中まで龍潭行きのバスとも併走します。あちらは宇通製のノンステップバスが使用されていました。

 

 

中壢から楊梅までは台鐵西部幹線の線路とほぼ並走した道路を走行します。

この道路は台一線という幹線道路で、遠く南部の屏東縣までつながっています。日本で言えば国道1号線のような存在と言えるでしょう。

 

 

楊梅に近づくと台一線を離れ、街中へと入っていきます。このあたりは沿線人口が多く、多くの降車がありました。台鐵の楊梅駅の前を左折し通り過ぎるとまもなく終点の楊梅站に到着です。

 

環北駅から40~50分程度の所要時間で終点の新竹客運楊梅站に到着しました。

バスは留置場所まで入り、そちらで降車扱いとなります。

 

 

新竹客運楊梅站は閑散としており、他の乗客の姿は見当たりませんでした。

バスの乗車ホームにはスクールバス用の車両が留置されており、楊梅站を発車するバスに乗車する際は留置してあるバスに歩いていき、そちらから乗り込むような形になっているようです。

楊梅站は基本的にこちら始発の便の発着場所で、楊梅を経由する路線については先程通り過ぎた台鐵楊梅駅前にある楊梅火車站バス停に停車するため、そちらが実質的な楊梅のバスの拠点になっているようです。

楊梅站からは台北行きの高速バスも運行されており、台北駅前までは70分程度で結ばれているようです。