深圳市 皇崗口岸公交總站(皇崗口岸バスターミナル) | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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今回は久々に中国深圳市のバスターミナルを紹介します。

 

 

中国深圳市と香港の間にはいくつかのイミグレーション(口岸)がありますが、今回紹介する皇崗口岸もそのひとつです。皇崗口岸は24時間オープンとなっており、早朝深夜帯でも香港と中国深圳市の間を行き来できるのも便利な点です。

皇崗口岸には大きなバスターミナルがあり、深圳市内各地へ向けて路線バスが運行されているため、アクセスもとても便利です。

 

バスターミナルの後ろにそびえたつ立派な建物が皇崗口岸です。歩道橋上からは撮影を禁止されている区域がありますが、バスターミナル側からの撮影は可能です。

 

皇崗口岸には2016年10月より地下鉄7号線が通るようになり、地下鉄でのアクセスもとても便利になりました。皇崗口岸駅で降りた際、皇崗口岸への順路が若干わかりにくくなっていますので、構内にある案内表示を確認した上で皇崗口岸へ続くD出口へ進みましょう。

出口を出るとそばに歩道橋があり、この歩道橋を渡ると皇崗口岸へ進むことができます。歩道橋へは階段とエレベーターを使って上がれますので、荷物が多い場合も問題ないと思います。

 

バスターミナルへ戻り、皇崗口岸より出発しているバス路線を紹介します。

路線数が多いため、全路線を取材することができていませんので、一部路線の紹介となりますがご了承ください。

まずは光明圳美總站行きの325路。会展中心や購物公園などの福田区中心部を経由し、石岩、公明などの郊外へと下道経由で運行する比較的長距離の路線です。深圳巴士集団が運行しています。

車両は低床バスが使用され、この時はBYD製の電気バスが使用されていました。

 

こちらは坑梓大窝總站行きの366路。東部公交の運行する路線で、草埔、深圳東駅、塘杭、南联、坪山などを経由します。こちらも比較的長距離の路線となります。

こちらの路線ではツーステップの車両が使用されていました。中国ではワンステップやノンステップの車両が増えてきていますので、このようなツーステップの車両はあまり見かけないように感じます。

 

こちらは海上田园行きの338路。西部公交の運行する路線で、竹子林、宝安、沙井などを経由します。こちらも比較的長い距離を運行しています。

深圳空港近くも通りますが空港ターミナルは経由せず、机场北バス停に停車する程度で空港アクセスには使いにくい路線となっていますのでご注意ください。

 

最後に机场9線を紹介します。こちらは高速道路を経由して深圳空港へと運行するリムジンバス路線となっています。途中、会展中心や購物公園地鉄站からも乗車できますので、これらのバス停から深圳空港へ向かう際にも便利な路線です。運賃は空港まで20元です。

運行は深圳巴士集団が行い、車両は4列シートのハイデッカー車が使用されています。

 

皇崗口岸は24時間オープンのイミグレーションですが、路線バスの多くの路線は22時前後で運行が終了してしまい、また地下鉄も23時頃になると各線とも終電となります。

深夜帯になりますと行先によってはタクシー移動しかない場合もありますので十分にご注意ください。