中国東方航空MU747便 上海(浦東)→関西 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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FM502便(MU)後編 からの続きになります。



翌朝も中国東方航空手配のバスが迎えに来るのですが、時間があったため小雨の中周囲を少し散策。

田舎街らしくバスはあまり走っておらず、こちらのボルボ製のノンステップバスを見かけたのみでした。


 

ホテルから浦東空港へはこちらのバスで送っていただきました。

いわいるハイデッカーの貸切車両のようで、他の輸送を終えてからこちらへ駆けつけてきたようです。

車内4列のリクライニングシートで、そこそこ快適に過ごせました。


 
今度は外が明るいので、浦東郊外の街並みを見ながら移動できました。

大きな通りに出ると路線バスが立て続けに何台もやってきますが、ボルボや韓国の大宇といった外国メーカーのノンステップバスが目立ちます。深圳や広州は中国メーカーのバスが目立つだけに少し意外な感じもしましたね。空港に近づくとリニアモーターカーの線路も現れます。次に上海に来た際はこれに乗る時間を作りたいですね。


 
40分ほどで空港へ到着。この時、上海浦東空港では爆発事件が起きた直後だったこともあってターミナル入り口で金属探知機によるボディーチェックが行われており、入るのに30分ほどかかりました。

この先も搭乗手続きに30分、出国審査に1時間という時間を費やし、出国エリアにたどり着くまで2時間ほどかかりました。上海浦東空港では、出発の3時間ほど前に到着した方が気が楽かもしれません。



今回のホテルは朝食がつかなかったため、出国エリアにあるファミリーマートで朝食を購入。

中国らしく(?)、給湯器を使いカップラーメンを作ってみました。銘柄は日本でもおなじみのカップヌードルですが、エビ味という日本にはない味で、あっさりとした朝食にも食べやすい味が印象的でした。

ちなみに中国のカップヌードルは中にフォークが入っており、お箸をもらわなくても大丈夫です。


 

残り時間で更に飛行機の撮影などを行います。

左はイギリスのブリティッシュ・エアウェイズ、右はアメリカのデルタ航空、いずれも日本でも見ることのできる航空会社ですね。



そして搭乗口へ。今回は前日の岡山空港行きから振替となり、関西空港のMU747便に搭乗します。

飛行機までは今回もランプバスで向かいました。飛行機は昆明から上海経由で関空へ向かうようで、昆明からは定刻に到着していたようです。



飛行機までやってきました。今回は特別塗装機のボーイング737-800型機に搭乗します。

特に狙ったわけでもないのですが、この時の香港の往復では4本乗った飛行機の全てが違う機種ということになりました。


 

こちらも機内はビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス制となっています。

ボーイング737ということで座席の形状もエアバス機材とは異なり、枕つきのシートが並んでおり非常に快適です。今回は運よく非常口席が指定され、足元が非常にゆったりとしていました。


 
毛布と枕はドアクローズ後に客室乗務員より希望者に配布されました。


 

そして非常設備の案内リーフレットはもちろんB737-800のもの。また、非常口席ということでこれとは別に非常時に手伝ってもらうことを書いたリーフレットも入っていました。



ドアクローズまでは順調にいったものの、上海浦東空港の管制がまた天候が悪いということで全ての離着陸を止めてしまい、しばらくスポットで機内待機となりました。待機時間が長くなると踏んだのか、客室乗務員は早々にカートを持ってきてドリンクとスナックのサービスを始めました。携帯電話などの使用も早くに許可されましたし、待っている間何もしないよりはこのように飲み物などを提供してくれた方が個人的にありがたいのでこのやり方は好感が持てます。



結局、待機時間は1時間以上に及び、1時間数十分経ってから滑走路への移動を開始。この間、着陸できなかった飛行機が溜まっていたようで、離陸する飛行機、着陸する飛行機で滑走路は大混雑。離陸するまでの順番待ちでもかなりの時間がかかりました。



離陸後、安定飛行に入ると割と早くに機内食のサービスが始まりました。今回はビーフとフィッシュの選択でしたのでフィッシュを選択。魚のあんかけご飯といった感じでとても美味しくいただきました。パンは後で残ったものをおかわりとして提供していたため、もうひとついただくことができました。



ドリンクサービスも離陸後に機内食提供時と食後の二回回ってきました。オレンジジュースとホットコーヒーを頼みましたが、オレンジジュースはやはり常温での提供です。


 

そして2時間ほど飛行して関西国際空港へ着陸。

上海での1時間以上の待機の影響で、1時間40分遅れでの到着となりました。

関空到着後は自動化ゲートのおかげで20分程度で到着ロビーへ出ることができました。


中国東方航空を一通り利用してみて、格安の航空券ながら異常時の宿の手配も迅速で、更に振替の飛行機に関しても少しでも日本に早く着く便をいくつか提案してくださり、対応はよかったと思います。

上海での待機中も大きな混乱はなく、むしろせっかちな日本人乗客の様子が目立つように感じました。余所の国で恥をかかないように何時も気持ちに余裕を持っていきたいと思いました。