今回は前回の岡山→上海→香港の復路をお送りします。
遅延時の過程についても一通り書いていきますので、前編と後編に分けます。
香港から岡山へ帰るために香港国際空港へと向かいます。この時は紅磡駅近くに宿をとっていましたので、同駅から九龍駅へ向かうエアポートエクスプレスのシャトルバスK1系統に乗車します。
K1系統は循環路線のため、30分ほどかけて九龍駅へ到着。乗客は終始自分一人でしたが…。
九龍駅にあるインタウンチェックインで搭乗手続きを済ませてしまいます。
今回は上海航空→中国東方航空の乗り継ぎですが、どちらも同じ系列ですのでインタウンチェックインには対応しており、インタウンチェックインを利用した場合でも上海浦東空港でのスルーチェックインサービスが利用できます。
今回はインタウンチェックイン後すぐにエアポートエクスプレスに乗車。今回乗車した車両にはUSB充電ポートもついていましたので有効に活用しました。
今回は香港国際空港では第一ターミナルを利用しますので、空港駅では第一ターミナル側へ降車します。降車後はチェックインカウンターの行列を横目にそのままセキュリティーチェックへ進めるのでとても気が楽です。出国審査で少し並びましたが、それでも30分もかからないくらいで出国エリアに入ります。
香港国際空港の出国エリアはレストランが充実しており、マクドナルドなども出店しています。
搭乗開始時間に乗り場へ向かった所、そこにはカウンターに向かって長い列ができていました。
前の方を覗くと、上海浦東空港の天候不良と旅客機混雑の影響で香港国際空港を出発できないという情報が入ってきました。出発時刻は12時50分ということでしたが、14時ごろに戻ってくるように案内されます(この際のやり取りは基本的に英語で行いました)。
丁度昼食時間ということで、出国エリア内にある味千ラーメンに行って昼食を摂りました。
香港国際空港の味千ラーメンでは空港限定メニューとして穴子丼があり、せっかくなのでいただいてみました。日本の穴子よりも身が丈夫で、とても食べ応えがありました。
香港国際空港は飛行機の撮影もしやすいので、この待ち時間を活かして飛行機の撮影にも勤しみます。
左はシンガポール航空のエアバスA380型機。大型機材で遠くから見ても十分な迫力が感じられます。右は韓国のジンエアー。最近は日本でもよく見かけるようになってきましたね。
飛行機を撮っている間は搭乗準備中の案内であったFM502便ですが、時間ちょっと前に行くと丁度最終の搭乗案内へと切り替わり、搭乗がスタートしました。
飛行機へはランプバスに乗って向かいました。
今回搭乗するFM502便は中国東方航空の機材と乗務員による運航で、エアバスA321型機が使用されていました。A320型機よりは少しボディが長く、中型ロングといった感じの位置づけですね。
機内はビジネスクラスとエコノミークラスの2クラス制で、エコノミークラスは3+3の配置。座席は岡山~上海線などと同じ標準的なリクライニングシートです。足元はそこそこゆったりしていて窮屈には感じませんでした。
前ポケットには行きと同様に機内誌と機内販売の商品リスト、そして安全設備の案内はA321型機のものが備えられています。
一旦ドアクローズしましたが、なかなか離陸許可が出ず、スポットで待機することになりました。待機が1時間に近づいた頃、客室乗務員よりミネラルウォーターとアイスクリームのサービスが行われました。地上駐機中に食事が出されるのはとても不思議な感じですね。アイスクリームはハーゲンダッツでとても美味しかったです。
それから更に1時間ほど待ち、なぜかランプバスが据え付けられました。しばらくしてアナウンスがあり、出発まで長引きそうであるため、一度飛行機から降りるようにという指示が下りました。このため、ランプバスに乗り、再びターミナルへと向かうことになりました。
この続きについては次回更新の後編にて紹介していきます。