◆ラグビーW杯から目が離せません
You-Stying年齢不詳アドバイザー小林 由香里です。
ご訪問ありがとうございます(^-^)
ラグビーW杯が始まりました!
私は高校時代にラグビーに出合い、それから10年近く、ラグビーの試合を多々観戦してきました。
秩父宮ラグビー場は、シーズン中は毎週のように通っていたし、観戦している周囲のオジサマたちと盛り上がって一緒になって応援し続けたことを今でも良く覚えています。
ラグビーで知り合った友だちも実際います。
彼女は今は渡米し長年シカゴに住んでいますが、彼女の弟M君は学生時代はラグビーをやっていたし、M君の息子たちは今、学生ラグビーで県代表の試合に出ていたりしています。
当時の日本ラグビーは、世界に通用するレベルからはほど遠かったです。
でも国内のラグビーの試合は、とても白熱していましたし、大学ラグビーと云えば
「早慶明戦」
早慶明戦のチケットは争奪戦でしたし(笑)
日本選手権は大学ラグビー日本一と、社会人ラグビー日本一との試合で、社会人に中々勝てない大学生ラグビーが、社会人を負かして、真の日本一になった時の試合も見てきました。
慶應が社会人ラグビー日本一のトヨタ自動車を破った試合は、今でも良く覚えています。
日本選手権は毎年1月15日の成人の日に国立競技場で行われていたので、成人式の後、着物のままラグビーを見に行ったことも、今では懐かしい想い出です。
(しかも雪が降って大変でしたw)
当時とはルールもかなり変わってきたし、点数も変わりました。
(当時のTRYは4点でした)
でも根本的な部分は変わっていません。
近くには慶應ラグビー部の合宿所があったので、春のオープン戦当時は、大学のラグビーグラウンドで行われていたこともあり、良く写真を撮りつつ見に行っていました。
私がラグビーを好きになったきっかけの選手は、
若林俊康選手。
俊足の若林、と云われていて、勿論日本代表選手にもなっています。
14番のウイングで、若林にボールが渡ればTRYに繋がる、と云われていた程の選手です。
そして、今、慶應ラグビー部で、若林Jrが在籍しています。
これからシーズン本番ですので、かなり楽しみにしています。
W杯が始まって日本はプールAの中で大健闘しています。
そして、気がついたことがあります。
日本ラグビーの選手は、試合後、応援してくださった皆さまへの感謝の気持ちを伝えるために、一礼をします。
それは昔から変わっていません。
でもそれは日本独自のものであり、海外選手がそれに合わせることは必要がありません。
それは勿論、日本の観戦している皆さんも充分理解しています。
日本人の昔からの礼儀が、紳士的スポーツラグビーに根付いているだけであり、海外ラグビーには理解し難いことだと感じています。
でも、今回、日本でラグビーW杯が開催されて、自国の人でなくても、応援してくれた人に対して感謝の気持ちを表したい、と海外のチームも、試合後一礼するのが増えてきました。
始まりはオールブラックスです。
それに続けと、他の国の選手たちも、試合後、応援してくれた全ての皆さんに感謝の気持ちを、一礼を以て表すようになったことをニュースにも取り上げられていました。
スバラシイな、と感じました。
普段、一礼をする週間がない色々な国々の選手たちが、感謝の気持ちを込めて、一礼をする。
とても素晴らしい光景だなって思いました。
そんな素晴らしいラグビーを題材にして、卒業制作を作った私ですが、実はその作品、NDS会賞と云う当時の専門学校での会長賞を受賞しました。
それがこちらです。
当時、ポカリスウェットが発売して間もない頃。
新聞広告の広告展開を作りました。
水分量のバランス。
練習あとの魔法の水。
うるおいの一瞬。
に映っているのは私がラグビーを好きになったきっかけである若林俊康選手です。
当時は既に慶應義塾大学を卒業して、三菱地所に就職し、社会人ラグビーで活躍していました。
その後、試合中に脊椎損傷し、大変な思いをされています……。
そして、彼の長男が今、慶應蹴球部でラグビーをやっています。
ポジションは父とは違いSHですが、父のDNAを継いでいるよう。
今でもこの作品は実家で大事に保管しています。
私が、この賞を獲ったことで、グラフィックデザインに益々のめり込む事になったのも分かるかと思います。
W杯ラグビーはリアルタイムで中々見られないので録画してみていますが、やはり面白い!
今後も目が離せません。
因みに当時、大型プリンターを扱っている所は都内でも少なく、あのサイズを1枚印刷するのにモノクロで15,000円もかかりました。
失敗して印刷し直して貰って…などあり、結局、卒制に10万越えで出来上がった作品。
しかも、新聞広告全15段のあのサイズを一枚プリントするのに4時間前後かかり、フルカラーは1枚3万以上もしました(爆)
今なら、このサイズ、フルカラーでも数分でプリント出来ます。
技術の進歩はスゴイですね。
1クリックで何でも出来る時代ですが、アナログで作ってきた人、技術がここまで進歩していない時の人たちが何故、今の時代に多く活躍しているのか、と云うと、技術だけに頼らず自分らしく駆使して使いこなしているからです。
長男もそうですが、デジタルだけに頼ってばかりでは、どの人もその技術を身につければ作ることが出来る。
みんなにたようなものが出来上がることも多い。
だからこそ、その先にある自分だけしか作れないデザイン、が最も重要なのです。

