新学年・新学期はじまりました。
 
ふきの3年生の担任は、
2年生のクラスでサブ担任をされていた
男性のわかーーい先生です。
 
参観日で体重20キロ超の子どもたちを
軽々と頭の上まで抱え上げていた姿・・・びっくり
休み期間中にもらう体操見本DVDで
相当に無理がある体勢でも
全くブレずに笑顔でしている姿・・・ラブ
 
若い、っていいね笑い泣き
 
先生の名前が言えるよう
ただいま特訓中です。
 
そういえば早速、その先生から
「寒がってますが…これ大丈夫ですか?」
って連絡がありました。
連絡ノートには血液検査の結果、
異常なしだったことは書いておいたんですが
改めて、先日の主治医とのやりとりを
細かく一人寸劇っぽく再現しつつ
「で、ふきは『寒がり』ってことになりました」
と説明しておきましたひらめき電球
 

お姉ちゃんも3年生。
いよいよ受験生です。
 
先日参加した模試で結果が良くなくて
相当に落ち込んでいました汗
でも、それは単純に
点数・順位が良くなかったってことではなく
「あれだけ頑張ったのに
 それが結果として反映されなかった」
ってことを悔しがってたことに感動!
伸びしろあるな音譜
 
 
 
~~注意!ここからちょっとズッキンハートブレイクなこと出て来ます~~

そんなお姉ちゃん。
今の時期は、クラス内での係や委員の件で
まだ名前すら知らない子と話すことも多いです。
 
先日、その役割分担の話合いの中で
障害とまでは言えないけど
体調に特別な配慮が必要な生徒さんについて話していた流れで
ある男子が
ダウン症について卑下する発言、
ダウン症児の親である私たちを侮辱する発言
をしたのを聞かされたそうです。

その子、何も知らないんだと思います。
話したことも、
何されたわけでもない
見かけたことがあるってだけのダウン症の子について
ネットなどで世間の一般的な意見、
または親などの近しい人の考え、
そういうものを見聞きして、受け売りして
ダウン症が生きているのは異常だし
ダウン症を産むのは親が悪い
そう思い込みはじめ、
そしてそれを口にしてみたい年頃なんだと思います。
厳しくズバズバ言ってる俺、かっけーーってな感じ。

今まで、お姉ちゃんは
ダウン症に対して
良く思っていない人は少なからずいる
という事は知っていましたが
面と向かって、言葉だけでなく
口調や表情とともに
それを直接感じたことは、
今回が初めてだったそうです。
 
いよいよか・・・ショボーン汗

私たちにこれらを伝えた時、
「なんなんあいつ!」と怒っているだけでしたが
心配で、改めて二人で話してみて・・・
二人で抱き合いながらボロボロ泣きました。
 
お姉ちゃんの涙の訳。
 
そんな人がやっぱり現実に居ると知ったこと。
生で聞いて想像以上にショックだったこと。
何も知らないくせに、悔しいこと。
親を悪く言われたこと。
 
ごめんね、しか言えない私に
「ふきダウン症なの、ママのせいじゃないじゃん」
と言ってくれるから
「いや~ママが自分の子を産んだのがごめんやから」
と言うと
「いや~ふきいて嬉しいやん。可愛いやん」って
 
あ~~~ええ子やーーーー笑い泣き
こんな良い子がなんでこんな思いせんならんのーー笑い泣き

これは学校に一席設けてもらって
「ダウン症ってなに?」
について講演したいと鼻息荒く思ってしまいましたが
まずはお姉ちゃん自身で対処するしかないですよね・・・
 
ただ、私が前に出て行って傷つくのは
親としての責任で覚悟できるとしても
お姉ちゃんには、
距離を取らせた方がいいんだろうか?
と悩みます。
 
これまでお姉ちゃんには
積極的にふきのことを伝えるよう
言ったことはありませんが
ふきが大好きなお姉ちゃんは
ちょくちょくふきのことを話題にしてるそう。
 
今回も自然な流れで
自分の妹がダウン症だと言ったらしいですが
その結果、倍に傷つけられたし・・・・
 
年齢が上がるにつれ、
自分の考えを変えることは難しくなります。
それが偏見であれば尚更。
お姉ちゃんがダウン症の姉だと知れば
お姉ちゃん自身にも
偏見を持つ人がいると思われます。
 
どうしたらいいんだろう??
お姉ちゃんが大人になって
自衛できるまで、
自分でバランスを取れるようになるまで
どうさせるのが良いのか・・・悩みますショボーン
 
ただ幸いなのは、こうやって
何でも私たちに伝えてくれること。
お姉ちゃんが助けを求めた時に
すぐに力を貸してあげられる
一緒に悩んでいられる今の状況を
これからも守っていきたいと思います。
 
今週末は、お姉ちゃん学校参観日です。
お姉ちゃんの希望でもあるので
前後の休み時間もきっちり居て
ふきの可愛さ、見せびらかしてこようと思ってますグッド!
 
ふきのスクールバス停車場からの景色です。
もう何度も何度も見てるのに
お山がきれいな日は嬉しくなって話題にする富山県民です。