昨日、ある方(ダウン症のお子さんのいる)から

「ブログに写真を載せるのは危険なのでやめた方がいい」

「ダウン症の方のは、何もない子より悪用されやすいから」

とのメッセージをいただきました。


最初にブログを始める時に、私も

子供たちの写真を載せるかどうか悩みました。


でも、私のブログを最初から全部

読んでくださってる方はお分かりだと思いますが

私はふきの顔、

ダウン症の特徴の出た顔立ちにこだわってた時があります。

はっきり言うと、嫌だった・・・

写真を撮ると、特徴がより一層はっきりして

写真を撮るもの嫌だった時もある・・・


だからこそ、それだからむしろ

ふきの顔を出そうと思いました。


もし、今、わが子がダウン症をもってると告知を受け

ショックで落ち込んでいる人が

あの時の私と同じように

あちこちネット検索して、ダウン症のことを調べて

偶然にも私のブログにたどり着いて

それで、ふきのお顔を見て、様子を見て

希望をもってくれたらと思いました。


私、あの時、外に出るのも、人と話すのも嫌で

ネットで「ダウン症」を検索入力しては調べてばかり。


そして、沢山の方のブログを拝見して

可愛い写真を見て

「あぁ、いつかふきもこんな風に笑うのかな?」とか

「こんに元気に遊べるんだ」

「学校ではこんな表情なんだ。学校楽しめるんだな」とか・・・

先の見えない暗闇から抜け出せました。


だから、私も、これからの人の助けになるよう

私なりに綴っていこうと思いました。


その一方、

ダウン症に悪意がある人からの中傷もあることも心配でした。

しばらくの間、コメント欄を認証後の掲載にしていたのは、そのためでした。


私の書いたことへの中傷なら受け止めなきゃ

でも、私のブログを読んでくださってる方も、流れで

それを読んで傷つくのは避けるべきと思ったからです。


でも、故意にせよ偶然にせよ

ふきの可愛い顔や様子を見て、

そういう悪意のある、または偏見や誤解のある人が

1人でも、一瞬でもいいから

「ダウン症もいいな」と思ってくれることを願い、写真を載せました。


それに、中傷受けたくないから、

悪用を恐れて隠れるようなことは

そういう悪意ある人を満足させるだけで

ダウン症への理解はさらに遠のくとも思いました。

今、私がふきを連れて社会に溶け込めるのも

先輩たちが勇気ある主張をしてきてくれたからと感謝しています。


これから、ふきは生身の人間、厳しい社会を生きてゆく。

身をもって体験する悪意の方が多いはず

写真で遊ばれたりネット中傷なんて生ぬるいものじゃなくて・・・


幸い中傷はなく、

今まででそんな大勢ではありませんが

数人の方から「ダウン症への偏見が薄れました」との内容の

メッセージをいただいたことがあり、

うれしく思っていました。


またたまたま私自身、法曹界に身を置いて

犯罪にはそう遠くない身の上でしたので

悪いことを考えればきりがないくらいに考え熟慮し、

またパパや家族にも相談して写真を載せようと決めたのです。



その方にも、そう説明するメッセージを送りました。


最初、その方からのメッセージをいただいた時

まるで私が親ばかで、何も考えておらず

安易に写真を載せているように思われた気がしたこと、

精一杯、娘たちを愛し守っているのに、

よく知らない人に「護ってあげて」と言われたこと、

また「何もない子」という表現に不快感があり

大変悲しくなってしまいました。


なので、もうその方からの返信は拒否しよう

などと考えましたが、

そんな一方通行なやり方は卑怯だと私は思うので

返信をお受けすることにしました。


しかし・・・

今度は「(送った私の)文章には悪意が沢山込められている」

と返ってきました。

ショックでした・・・何でそう思うの?

パパにも確認してもらっても理由がわからず・・・

それと同時に、せっかく心配してくださった方を

私が傷つけてしまったことが申し訳なく

再度、メッセージをお送りしたかったのですが

私からの返信は一方的に拒否されました。


とっても、とっても傷つきました。

悲しかったです。

いっそ無視すれば、よかったのでしょうか?


やっぱり、私は傲慢だったのかな?

一人で何、ヒーロー気取りで立ち向かってんだって

思われたのかな・・・?


ブログを書き続けることに自信がなくなりました。




~その方へ~

返信メッセージいただいてありがとうございます。

「何もない人」という表現、間違ってると思いましたので

それに感情的に反応してしまいました。

これは健常の子、障害のある子どちらにとっても

大変失礼な呼び名だと思いましたので。

また「した方が良い」という言葉は忠告だと思えたので

ご忠告ありがとうございます、と言いました。

決して嫌味ではなかったです。

娘たちのこと、

ご自分の嫌な体験を踏まえて、お気遣いいただいたこと

本当にありがたいと思っています。

ご自分に悪意がなかったのに、今回私にはそう思えるのと同様

私にも悪意はなかったです。

本当に言葉って難しいですね。

嫌な思いをさせてしまったこと、お詫びいたします。

これで、絶交渉とはしたくないです。

ブログを不特定多数に公開している以上

いろんな意見を聞くべきだと思いますし

それで私の狭い見識が広がればと思っています。

ご意見、無駄にせず考えます。

ありがとうございました。



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