お家でエクササイズ
体力測定などで昇降運動を行ったことがあるという方も多いと思いますが、昇降運動をすることでダイエット効果があると話題になっています。家にある古雑誌やちょっとした台で気軽に行うことができるので手軽なダイエットと言えますが、本当に効果があるのでしょうか。ダイエット方法とメカニズムに注目し、「踏み台ダイエット」を解説します。

踏み台ダイエットのやり方
できれば自宅で長続きするダイエットがしたい…そうお考えの女性たちに人気のダイエットの1つが踏み台ダイエットです。このダイエットは、踏み台を昇り降りする有酸素運動を基本とした運動系のダイエット方法です。
基礎代謝が上がり、リバウンドしにくい健康でメリハリのある身体を作ることが期待できます。有酸素運動に加え、比較的大きな筋肉の大腰筋、大腿四頭筋、腹筋、背筋、大殿筋を同時に鍛える運動です。
では、具体的な方法を見ていきましょう。
準備運動
まずは足腰を中心にして準備体操を行いましょう。全ての運動に言えることですが、準備運動をして身体を運動する状態にしておくことが大切で、怪我もしにくくなります。安全のために広くて平らな場所で行いましょう。
準備するもの
- 踏み台(高すぎない踏み台が良いです。膝よりも下で膝の高さより半分ほどで良いです)
- 水分(運動をする時は必ず水分補給が必要です)
- 室内運動靴(室内と言えど、足をそのまま床につけてしまうのはクッション性がなさすぎますから運動靴を履くことをオススメします)
- ダンベル(水を入れたペットボトルでも可能です)
踏み台に上がって下がる、を繰り返す
どちらかの足から踏み台を踏んで、上がって下がるを繰り返します。リズム良くやることが大切で、最初は短時間で行い徐々に時間を増やしていきましょう。
慣れてから連続して20分ほど行うと良いです。キツイ場合は休憩を入れてももちろん構いません。できるだけ空腹時に行うと良いです。食後2時間以上は避けて行ってください。
踏み台ダイエットの注意点
負荷は慣れてから
最初から負荷(ダンベルなど)をかけず、慣れるまでは自分の身体1つで行いましょう。もちろん時間も短めから始めてください。
準備運動は足と腰を重点的に
昇降運動になるので膝や太もも、腰にかなり影響が出ますので、準備運動を入念に行ってください。そして無理をしないようにしましょう。
ケアも大切に
クールダウンのためにしっかりとストレッチを行い、マッサージをしましょう。入浴して筋肉を温めることも大切です。
踏み台運動とは
踏み台昇降は中学校の時や高校の時に体力テストの一環として行ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。学校で記録する体力テストで導入されていることが多い身体運動です。有酸素運動として効果的であり、体脂肪率の低下にも役立つと言われています。
踏み台運動によって筋肉が動かされるので、基礎代謝が上がります。そうすると安静時でも消費カロリーが向上し、ダイエット効果を望むことができます。さらに肺活量が増えることで心肺機能が向上し、疲れにくくバテない身体づくりをすることができます。