飲み物
最近、禁酒ダイエットが女性たちを中心に話題となっています。禁酒をすることで身体にどのような影響を与えるのでしょうか。お酒で太りやすくなる原因や対策などを、詳しく解説します。

禁酒はダイエットになる?
ダイエットをするにあたって、食生活の改善は必要不可欠です。その中でも、お酒はダイエット生活の中で重要なキーワードとなります。少しのお酒は身体にいいとは聞いことがあったり、養命酒のような身体にいいとされる少量のお酒が入った健康的な飲み物も販売されていたりします。
しかし、お酒といってもさまざまな種類があります。
例えば、ビールにワイン、焼酎にカクテル、泡盛などのように人によって好きなお酒は違いますし、日常的に飲むお酒の種類も違うでしょう。
当然そのすべてが身体によいとは限りません。
お酒にはアルコール以外にも糖分などの成分が入っており、性質にも違いがあります。
お酒は高カロリーであることが多く、食欲を増進させてしまう効果があることで知られています。
お酒を飲みながらおつまみを食べる人も多いと思いますが、そのおつまみが肥満の原因につながることもあります。
お酒を飲んでしまうと、どうしてもなにか口にしたくなりますよね。だからこそ禁酒をして、つい余計に食べてしまうことを無くすことで過剰なカロリー摂取を避けましょう。
禁酒ダイエットのやり方
禁酒する
禁酒することがまずは第一です。どうしても飲みたいときはカフェインを摂取したり、趣味に没頭したりするなど少しずつ量を減らしていきましょう。
お酒が身体に与える影響を知識として身につける
お酒の飲みすぎが身体に与える影響を知識として身につけるのも、禁酒の手助けになるかもしれません。
たとえば、一般的に、女性の方が男性に比べてアルコールの影響を受けやすいとされています。女性ホルモンには、肝臓におけるアルコールの分解機能を低下させる働きがあります。特に、生理前などの女性ホルモンの分泌が高まる時期には、普段に比べてアルコールへの耐性が弱まります。
また、女性のほうが男性よりも肝臓に影響を受けやすいとされています。日本酒で毎日3合を2~3年以上飲みつづけると、一般的に脂肪肝のリスクが高まるとされています。しかし、女性はおよそ半分の期間で脂肪肝を発症する可能性が考えられます。また、飲酒の量があまりに多いと、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病、慢性すい炎、肺炎などの感染症、骨や筋肉の老化などへの影響も考えられます。
男性と同じようにアルコールを摂取した場合、女性のほうが身体への影響を受けやすいということを覚えておきましょう。
お酒を飲まないからといって、食べ過ぎない
お酒を飲まなくなったから口が寂しいからと、食べ過ぎには注意をしましょう。
アルコール飲料も高カロリーのものが多いですが、お酒のつまみには唐揚げやポテトチップスなどの脂っこく、高カロリーなものを選びがちです。また、アルコールには食欲を増進させる働きがあります。そのため、お酒を飲むと肥満につながりやすい傾向があるのです。
じっとしていると口が寂しくなってしまうので、活動的に生活することを意識しましょう。
どうしても飲みたいときにはノンアルコール飲料を活用する
アルコールを飲んでいた人にとって、ノンアルコール飲料は気休めでしかありませんが、どうしても飲みたいときはノンアルコール飲料を取り入れてみましょう。