飲み物
ダイエットには食事制限や過度な運動が必要だと思い、躍起になっている方も多いと思います。しかしどちらも辛くなかなか続かないものです。そのため効果が出る前に断念してしまうこともしばしば。そのような方は毎日の生活に緑茶を取り入れてみてはいかがでしょうか。私たち日本人にとって馴染み深い緑茶は、意外にもダイエットに効果的です。ここではどのように緑茶を取り入れたらダイエットを成功に導けるのか、詳しく解説します。

タンニンの働きでダイエットに期待
何が何でも痩せようと無理な食事制限や過度な運動をダイエットに取り入れている方は多いことでしょう。しかしどちらも辛いので、継続することができず途中で断念してしまうことも少なくありません。
そこで取り入れたいのが緑茶です。あまり知られてはいませんが、緑茶はダイエットに効果的だとされています。緑茶にはタンニンという成分が豊富に含まれており、タンニンは脂肪を分解する働きがあります。
食事に気を配っていないとどうしても脂っぽいものを多く食べてしまいがちです。現代の日本の食文化は欧米化してきて、脂っぽい肉を多く食べるようになりました。しかし緑茶を飲むことで摂りすぎてしまった脂肪分を分解して蓄積しにくくすることができます。
何杯飲んでも太らない緑茶
ダイエットをしている時に食べものや飲みもののカロリーが気になるのは当然です。高カロリーのものを口にすれば太るリスクは高くなります。しかし緑茶はほとんどノンカロリーです。さらに紅茶やコーヒーなどと違い飲むときにミルクや砂糖など高カロリーなものを入れなくても飲むことができます。そのため何杯飲んでも太ることはありません。
また緑茶にはカテキンという成分が含まれています。カテキンは糖分の分解を防ぎ、吸収を抑制する作用があります。すると糖がつくる脂肪を減らすことができ、肥満を予防することが可能です。そのため食後に緑茶を飲むこともダイエットには効果的だとされています。
運動前にお茶を取り入れる
ダイエットのために運動をしている人は多いでしょう。痩せるために運動は必要不可欠です。脂肪を燃焼し体重を減らすために運動をしなければ大きな効果は期待できません。
しかし頑張って運動をしても、開始してから30分程度は、本来燃えてほしい脂肪ではなくグリコーゲンという糖の仲間がエネルギー源となってしまうため、脂肪燃焼をすることができません。
脂肪燃焼をさせるためには長時間運動をしなければ効果が出ません。しかし運動をする前に緑茶をのむとカフェインの影響で優先的に脂肪をエネルギー源とするため、効果が出やすくなります。まず緑茶を飲んでから運動することを心掛けてみましょう。
緑茶を取り入れる際の注意点
緑茶が脂肪を分解してダイエットに効果的だと聞いて、緑茶を飲んでいるから大丈夫だろうと安心すると、ついつい食べ過ぎてしまいます。しかしいくら緑茶がよいとはいえ、食べ過ぎてしまえば減量どころか益々太っていきます。また緑茶は何杯飲んでも太らないとはいっても、食事を抜いて緑茶ばかりを飲むこともよくありません。
栄養バランスの取れた食事をしっかり摂り、健康的にダイエットを進めていきましょう。