野菜・野菜スープ・味噌汁
芋類の中でもっともなじみのあるじゃがいもは、ダイエットに効果的だといわれています。ここではじゃがいもを取り入れた「かさ増し野菜ダイエット」の具体的な方法と失敗しないためのポイントを詳しく解説します。

じゃがいもがダイエット成功への鍵
ダイエットをするときに敬遠されがちな芋類。炭水化物が多いため、太りやすいとされています。しかし、その中でもっともなじみのあるじゃがいもがダイエットに意外と効果的だといわれています。
たしかにじゃがいもは炭水化物を含んでいますが、そのカロリーはなんとご飯の約半分。ご飯を食べるよりもはるかに低カロリーだということがわかります。
また、ダイエットには代謝を上げることが重要ですが、じゃがいもには代謝を促すビタミンB1・B2が多く含まれています。ですから、食べたものを効率よくエネルギーに変えることが可能です。そうすると体脂肪の蓄積を抑制できます。
かさ増し野菜ダイエットの方法
いくらじゃがいもが代謝を上げてダイエットに効果的だと言っても、炭水化物を含んでいるので食べ過ぎれば当然痩せるどころか太ります。そのためじゃがいもだけを食べていてもダイエットは失敗に終わります。
そこで試したいのが、かさ増し野菜ダイエットです。じゃがいもの摂取量を抑えるために、食物繊維が豊富な野菜を料理に加えましょう。なかでもレタスやキノコは噛む回数が多くなり満腹感が得られやすくなります。
また糖が吸収されるのを抑える働きがあるので、ダイエットには効果的です。そして食物繊維が腸の働きを整えることで痩せやすい身体を作ることができます。
失敗しないためのポイント
かさ増しダイエットで失敗しないためには、組み合わせる野菜の選び方が大切なポイントです。前述した通りレタスやキノコ類は低カロリーで食物繊維が豊富なので腸の働きを整え、ダイエットの効果を高めることが期待できます。
その他には不足しがちなカリウムを補うためにトマトやキュウリをとり入れることもおすすめです。もちろんじゃがいもにもカリウムが含まれていますが、トマトやキュウリならばより多くのカリウムを摂取することができます。
カリウムは身体の老廃物の排出を助ける働きがあり、むくみを防止することができます。そのため、かさ増しダイエットに欠かせない野菜の1つだと言えます。
トマトは野菜かさ増しダイエットの強い見方
失敗しないダイエットのポイントでも紹介されたトマトはカリウムを多く含んでいるだけでなく、肥満や脂質異常、脂肪の症状を改善する効果があることが研究で分かっています。トマトを摂取して栄養バランスを整えつつ、適度な運動を行えば、ダイエット成功の道に一歩近づくことができるかもしれません。
じゃがいも置き換えダイエットの注意点
じゃがいものカロリーがご飯の半分だと言っても、3食全ての主食を抜いてじゃがいもに置き換えることはよくありません。ダイエットのために食事制限をするとしても、栄養の偏りは健康的な身体を作るためにはよくありません。バランスの摂れた食事を意識して、健康的にダイエットをすることを心がけましょう。