豆・大豆食品・乳製品
モデルで会社経営者の家村マリエさんも推奨する「おからダイエット」。低カロリーであることや大豆イソフラボンが含まれていることなどが言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか。ここでは、おからダイエットについて解説します。

おからダイエットとは?
おからダイエットは、おからを使った低カロリーの料理を食べる、というダイエット法です。
おからは100gあたり111kcalと低カロリーであるため、おからよりもカロリーの高い食品の代わりに料理に用いることで、摂取カロリーを減らすことができます。
モデルで会社経営者の家村マリエさんが、おからを用いたダイエットで8㎏のダイエットに成功し、おからダイエットを推奨していることもあり、近年注目のダイエット法の1つとなっています。
おからがダイエットに向いているワケ
低カロリーであることはもちろんのこと、おからは食物繊維を多く含み、腹持ちが良いこともダイエットに向いている点です。また、コストパフォーマンスという観点から見ても、おからは多くのダイエット補助食品と比べて安価で手に入るので、お財布にも優しく続けやすいと言えます。
・おからダイエットを行う上での注意点
おからダイエットを行う際の注意点は2つあります。
1つは、おからは非常に油分を吸収しやすい性質をもっているという点です。たとえば口当たりを良くするためにマヨネーズを加えると、結果カロリーが跳ね上がる、といったことが起きる場合があります。ですので、酢、だし汁、酒など、油分の少ない調味料を活用しましょう。
2つ目は、おからは腐りやすく、生では長期保存に向かないという点です。しかし乾煎りして水分を飛ばしてから冷凍すれば、生のままでもより長く保存ができます。
・おからに含まれる大豆イソフラボンの効果
大豆製品には大豆イソフラボンが含まれ、女性の健康に良いとされています。大豆イソフラボンは、更年期障害や2型糖尿病の改善に効果があると言われ、また骨粗鬆症に対しては特定保健用食品として「骨の健康に役立つ」という表示が許可された製品もあります。
一方で、女性ホルモンの一つであるエストロゲンに似た活性を持つため、乳癌や子宮体癌などのリスクを減らすとも考えられています。