飲み物
東京慈恵会医科大学卒業、現在はナグモクリニックの院長を務める医師、南雲吉則氏の著書『ごぼう力』『ゴボウ茶若返りダイエット』で密かに人気の「ごぼう茶ダイエット」。一部では「アンチエイジングの貴公子」とも呼ばれる南雲氏が提唱するごぼう茶ダイエットを、解説します。

ごぼう茶ダイエットとは?
ナグモクリニックの院長を務める南雲吉則氏が考案、提唱するダイエットです。煎ったごぼうから出したお茶を飲んで健康とアンチエイジング効果を得る、というのが基本の考え方です。
ごぼう茶ダイエットのやり方
市販品のごぼう茶を利用するか、あるいは自分でごぼうを皮ごとピーラーで薄くし天日干しにした後、乾煎り(焙煎)したものをひとつまみ急須に入れ熱湯を注ぎ、3分から5分かけて抽出したものを飲みます。飲む時間、飲む量は決まっていません。
ごぼう茶ダイエットのメカニズム
以下のような成分を含み、それを摂取することでダイエットできるとされています。
- サポニン…体内の脂肪やコレステロールを分解する効果があり、その結果それらが排泄されやすくなり、太りすぎの人の体重を落とす効果がある。
- イヌリン…水溶性の食物繊維で整腸や便秘改善の効果があり、慢性の便秘が治り、その結果腸内環境が整う。
ごぼう茶ダイエットの注意点
多くの食物繊維を含むごぼう茶は、摂りすぎるとお腹が緩くなる場合があります。また、ゴボウはキク科の植物です。キク科アレルギーのある方(サラダ菜、サンチュ、シュンギク、フキなど)はゴボウ茶の飲用に注意し、医師に相談してから始めてください。