太ももダイエット
痩せたいパーツとしてあげられることの多い太ももですが、どのくらいの太さであれば理想的と言えるのでしょうか。サイズや形など美しい脚の条件について、詳しくお伝えします。

「美脚」という言葉がよく使われていますが、美しい足の明確な定義があるわけではありません。しかし、理想的なサイズというものは存在します。
太ももの理想的なサイズとは?
痩せたいパーツとして常に上位にランクインしている太もも。太ももを細くするためのダイエット法などもさまざま紹介されていますが、美脚かどうかを決めるのは、太ももの太さだけではありません。
足が美しく見えるポイントは、太もも・ふくらはぎ・足首のバランスです。太さの理想的なバランスとしては、太もも:ふくらはぎ:足首=5:3:2といわれています。具体的な理想のサイズとしては、以下の範囲内とされています。
太もも:45~50㎝
ふくらはぎ:28~33㎝
足首:18~20㎝
ちなみに日本人女性の太ももの平均サイズは45~50㎝といわれています。
脚はむくみやすいので、サイズは時間帯によっても変わります。経過観察する場合は、毎日同じ時間に測るようにしましょう。
また、太さだけでなく長さにも理想的なバランスというものが存在します。理想的な足は、股下から床までの長さが、身長(cm)×0.47であること。さらに、「ひざからかかと:股下からひざ」のバランスが「5:3」であることです。
脚の長さを変えるのは難しいと思うかもしれませんが、ゆがみや骨の開きを矯正するだけで、長さが変わってくることがあります。O脚やX脚でなくても、骨が曲がっている人は多くいるので、気になる方は整骨院などで矯正してみてもよいかもしれません。
サイズだけでなく形も重要
本当にキレイな足には、太さや長さだけでなく骨格的な美しさも重要です。骨格的な理想としては、太もものつけね、ひざ、ふくらはぎの太い部分、足首のくるぶし、の4点がくっついている状態。O脚やX脚といわれる足は、このうちのどれか、もしくは全てが離れてしまっています。
O脚、X脚は、見た目に美しくないだけでなく、下半身太りの原因になることも。脚にゆがみがあると、筋肉が正常に働きにくい状態になります。そうなると、血流やリンパの流れを促すポンプの機能が低下し、むくみやすくなるのです。
O脚、X脚は、ほとんどが生活習慣による後天的なものです。普段の歩き方や座り方を正すことで、治すことも可能です。
足の美しさは、太さだけでなく、長さ、形も重要となってきます。本当に美しい足を目指すのであれば、太ももを細くするためのストレッチなどを行うとともに、足のゆがみを引き起こすような動作、くせを改めていくことも心がけていきましょう。