二の腕ダイエット
ノースリーブやTシャツを着るときに、やっぱり気になってしまうのが二の腕のたるみ。でもこれ、普段の生活をちょっと変えるだけで解消できるってご存知でした?二の腕のたるみの原因とその解消方法についてお伝えします。

二の腕がたるむ原因はいくつかありますが、普段の生活にもその原因が潜んでいることをご存知でしょうか。ここでは、ちょっとした生活の見直しで改善が期待できる、たるみの原因とその解消法についてご紹介します。
二の腕がたるむ原因
二の腕は「上腕二頭筋」と「上腕三頭筋」の2つの筋肉で構成されています。上腕二頭筋は腕を曲げた時に浮き出る筋肉で、「力こぶ」という名前でよく知られています。ものを持ったり引っ張ったりするときに使われる筋肉なので、普段の生活でも多く使われます。一方の上腕三頭筋は、物を押したり、高い位置に置いたり(腕を高く上げたり)する時に使われる筋肉です。普段はあまり使わないことから、意識して使わないと衰えやすい筋肉です。つまり、上腕三頭筋の衰えが、たるみの主な原因となるのです。
また、猫背になりがちな方は要注意。姿勢の悪さもたるみにつながっている可能性があります。これは、猫背で歩くと二の腕があまり振られないことから、筋肉がより衰えやすいためです。
二の腕のたるみ解消には、正しい姿勢でのエクササイズが有効
二の腕を鍛えるエクササイズも、正しい姿勢で行わないと効果はありません。トレーニング効果がより高まるよう、丸まった姿勢を改善するストレッチと、筋肉に刺激を与えるエクササイズをあわせて行いましょう。
姿勢を改善するストレッチ
まずは、姿勢の改善効果が期待できるストレッチの手順をご紹介します。
(1)体育座りの状態で、指先を体に向けて手を床につけます。この時、手はお尻より後ろの位置につけましょう。
(2)そのまま、ヒジを曲げて背中を丸めます。
(3)骨盤を動かすよう意識しながら、お腹を突き出すように背中を反らせます。
(4)閉じた胸を開くことを意識しながら、肩甲骨をよせていきます。
(5)そのまま顔を天井に向けます。
以上の動作を、5回くり返しましょう。
二の腕の筋肉に刺激を与えて、たるみを解消するストレッチ
(1)椅子に浅く座ったら、外側につま先をむけて足を大きく広げます。
(2)その状態で手を後ろに組みます。背中で大きなボールをおんぶするイメージで、指と指をからませるように組みましょう。
(3)そのまま胸を張り、可能な限り手を上にあげます。
(4)この状態で15秒間キープしたら、姿勢はそのままで両手の指だけを離します。この時、手首は曲げずにまっすぐにしましょう。
(5)肩甲骨の筋肉だけを使うよう意識して、上記の姿勢をさらに15秒間キープします。
以上の動作を、5回くり返しましょう。
以上、二の腕のたるみを解消するエクササイズと、その効果をUPさせるための姿勢改善ストレッチをご紹介しました。無理をせず、まずは継続して行っていくことを目標に行いましょう。