脂肪燃焼系ダイエット成分「ヨウ素」 | h4z3f2のブログ

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人間の体に必要なミネラルのひとつ、ヨウ素(ヨード)。このヨウ素にも脂肪燃焼効果があるといわれています。

基礎代謝を高めるヨウ素

ヨウ素は甲状腺(喉仏の下にある小さな臓器)に多く存在するミネラルのひとつで、甲状腺から分泌されるホルモンの構成成分となる物質です。また、全身の細胞に働きかけ代謝を活性化させる甲状腺ホルモンの構成成分となるのもヨウ素。甲状腺ホルモンは、タンパク質合成を促進させ物質代謝の活性化や熱生産を高め、基礎代謝上げる働きも担っています。

 

基礎代謝とは、呼吸や鼓動など、生命活動に最小限必要なエネルギー代謝のことで、この生命を維持するためのエネルギーに使用されるのが脂肪です。基礎代謝が上がるということは、生活をしているだけで消費されるエネルギーが増えるということ。つまり、呼吸をしているだけでも脂肪が燃焼されていくというわけです。全身の代謝に作用し、細胞の活性化につながるヨウ素は、まさに脂肪燃焼にうってつけの成分と言えます。

 

また、血中の悪玉 (LDL)コレステロール値を下げる働きや脂肪の燃焼を促進する効果を実証する実験結果も報告されており、中性脂肪や体脂肪の減少に効果が期待できる成分としても注目を集めています。

ヨウ素の過剰摂取は危険?

体内に存在し、人間の体に必要不可欠なヨウ素ですが、サプリメントなどで摂取する場合は過剰摂取に注意する必要があります。ヨウ素は昆布などの海藻や魚介類に多く含まれています。日本人にとってはなじみの深いものなので、ヨウ素が不足するということはほとんどありません。まれにヨウ素不足により、甲状腺腫やクレチン病などを発症する人もいらっしゃいますが、レアケースとされています。逆に、過剰摂取した場合引き起こされるものは、甲状腺腫などの病気です。日本では、ヨウ素不足よりもヨウ素の過剰摂取による健康被害の報告の方が多く、特に、海の幸を多く口にする人はヨウ素のサプリを飲む際には注意が必要です。

 

また、ヨウ素の過剰摂取が慢性化すると、ヨウ素不足と同じような症状を発症することもあります。つまり、甲状腺腫や甲状腺の機能低下、甲状腺ホルモンの調節に不具合が生じ、基礎代謝が低下することによって体脂肪の増加や筋力の低下などが引き起こされる可能性が高くなるということです。

 

海藻や魚介類を好んで食べる人は、基本的にヨウ素のサプリは不要の場合もあります。サプリメントで摂取を考えている人は用法容量をきちんと守り、ヨウ素サプリを服用している間はヨウ素を多く含んだ食材とのバランスを考え、ヨウ素の摂取量に気を配った方がよいと言えるでしょう。