顔面直撃と言っても左側の目の上当たり。
それに、自分が気を失っていた間に一応病院に行ったらしい。
なので、午後の授業は左側の目に湿布を貼って取れないように包帯を巻いた。

流石はレギュラー、甘い玉ではない
まだジンジン痛む
それにわたしは右側の視力は良い方ではない。
その為見えにくい

それを養護教諭の先生に聞いたのか、放課後は木更津先輩がそばに居てくれるらしい。
それを聞いたみんなは急に私のそばから離れなくなった。

まぁ、良いけど。
放課後と示されるチャイムがなる頃、私の周りは女子ばっかり
木更津先輩ってそんなに人気があったのか
そんな事を考えていた。

明らかにソワソワしている女子を見ていたら教室の扉が開いた
淳「おーい、 。放課後になったから来たけど」
扉は今は左側にあった為、死角となって居たがすぐ木更津先輩だと思った。

荷物を持って振り返ると周りに居た女子の半数はそちらへ駆けつけていた。
木更津先輩はそれに構わず私の所へ来た。
淳「荷物、かして」

そう言って私の荷物を持つ
「先輩っ!!私達も の事心配なんで、一緒に行ってもいいですかぁ⁇」
さっきまで私に無関心そうだった子が言う。
やっぱりね

淳「駄目。」
木更津先輩はそう言って私の手をとる
「なっ、なんでですかっ⁉」
1人の子が言う
淳「君たち、 に無関心すぎて解りやすいんだよ。

そんな奴らに一緒に来て欲しくないよ」
そう言ってみんなを冷たく睨む
淳「あ、 が一緒に来て欲しくないと思ってる訳じゃなく、僕がそう思ってるんだ」

そう言い捨てて私を連れて教室を出た。
握られている手、
それに安心してしまう

木更津先輩は自分の意見を言う
私と真逆
なのに時々私の事を理解してくれている様な
よくわからない先輩だ

淳「…いつもああなの?」
貴「え?」
淳「無理して合わせて我慢して、本当は嫌なのに演技して。
そんなに素を知られるのが嫌?」

…ほら、解ってた
私を見透かして、
『ともだち』に言いふらして、
私をぶち壊すの?

だからそれを恐れてる私にわざわざ言ったの?
覚悟しとけってこと…?
何でそんなに冷たい目をするの…⁉
淳「… ?どうした⁉」

「は…はぁっ…!!や.めて…ぇ…っ!!」
苦しい
助けて
怖い

ここから抜け出せるの
私はずっとこのまま空っぽなんじゃないか
苦しい色のない世界にずっと…
淳「落ち着けっ!!」

涙が止まらない
どうしたら良いかも解らない
このままだったらどうなるのだろう
死んでしまうの

死ぬのは…
「…や、だぁ…っ!!」
淳「@name!!」
「死、ぬの…な.て…やぁ……!!」

どうしたらいいのか解らない、
そんな不安と苦しさの中で気づいた
私はいま
「助けてっ…!!」

誰かに
助けて欲しかった
誰かに教えて欲しかった
本当は『いま』の『ともだち』を壊して欲しかった

私を知って
私を理解して
それで…
淳「もういい、お前は頑張ってた…!!

だから、もう頑張るな」


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