今日から事業仕分けが始まる、今回は特別会計に切り込むようだ。

またレンホウ議員の舌鋒がお茶の間を沸かすのだろうか。

但し、喋りすぎには注意した方がいい、持ち上げて叩き落とすマスコミの法則からすると、そろそろあら探しが始まる頃だ。
ついでに言わせてもらえば、まだ誰もアナタを大物政治家とは認めていない、これを肝に銘じて行動するように。



今回で三回目の仕分けであるが過去2回が芳しくない結果だっただけに、パフォーマンスで終わらず数字を残して欲しい。

三度めの正直となるのか仏の顔も三度までとなるのか、どちらにしても今回で評価が決まる。


先の民主党代表選でのやり取りが忘れられない。

ある政治番組で小沢氏側から細野議員、菅氏側からレンホウ議員が出演して討論をしていたのだが。


細野議員が
無駄遣いを削り予算の組み替えを行えば財源は出てくる、
と小沢氏の主張を説明すると、
レンホウ議員がにべも無く言い切った、
財源をおしめし下さい。


私は、政権交代を賭けた昨年の衆院選当時の民主党と自民党の討論を思い出した。



政権交代後、四年間をかけて公約を果たすと言っていた民主党であるが、党の主流派はもう軌道修正するつもりらしい。

勇気を持って公約を見直すべきだと全国紙が騒ぐところを見ると、官僚組織の意向であることが予想できる。

もはや菅政権は官僚に取り込まれているのではないか、との疑念が出てくる。


官僚政治の打破という旗そのものが小沢一郎だったのかもしれない。

その旗を引きずり下ろされて、民主党は何がやりたい政党なのだろうか?
政権交代時に国民が託したもの、変えて欲しかった物は官僚と自民党の馴れ合い政治に終止符を打って欲しいという思いであったはずだ。


財源探しの茶番劇は今回で一段落するようだが、本当の目的は増税に向けての証拠集めではないかとの懸念が残る。


官僚組織が民主党を仕分けしている。
菅政権は早くも行き詰まり感が出てきた。

菅政権が行き詰まるということは実質、政権を牛耳る前原、仙谷グループにも次期政権を担う能力に疑問符がつくという事だ。

政権交代を目指していた頃の民主党には官僚政治を打破するという日本刀のような鋭さを感じていたが、いつの間にか竹光になってしまった。
鋭かった剣先も官僚の操る鉋で丸く削られたようだ。


行き詰まりは野党にも感じる。
いまだに党内がごたつく自民党、人が良く、攻めるのが苦手な谷垣総裁。
せめて野党でいる間だけでも全ての派閥を解消して、谷垣派一本でまとまれば迫力がでるだろうに。


本音では民主党と連立を組みたい公明党も悩んでいる。
今連立を組んでも次期衆院選で民主党が負ける可能性が高いからだ。
最低でも10年以上の与党維持が担保されなければ組むことはないと思う。


渡辺党首という強い個性に支えられているみんなの党にも賞味期限が近づきつつある。
どんなに正論を語っても実行出来なければ夢物語である。


その他少数政党多数、度量を持たなければ消える運命にある。


この行き詰まり感を国民に悟られぬ為に利用されるのが政治とカネである。

考え方によっては小沢氏に助けを求めているとも言える。


与党が画策する政倫審、野党が求める証人喚問。

この際、小沢氏はどちらも受けてはどうだろうか。

特に証人喚問はテレビ中継も可能なのだから、多くの国民に潔白を証明する良い機会だと思う。

そして、証人喚問を受ける条件として次の2つを出してはどうだろうか。


1つは小沢氏側の弁護士、会計、事務、不動産取引に精通した者を同席させる事だ。

小沢氏は政治のプロだがその他については分からないことも多いでしょう。

分からないことを聞かれ答えに窮すれば、何かを隠していると勘ぐられマスコミを喜ばすだけです。
野党側としても晒し者にするのが目的でなく、疑惑に明確に答えてもらう事が目的であるならのむべき条件だと思います。


2つめは喚問の前に、今回の疑惑について、なぜ複雑な記載になったのか?なぜ期ズレになってしまったのか?立て替え払いした資金の中身?
等を、国民に分かり易くフリップを使い説明する時間を設けてもらう。

この説明も、小沢氏は説明が下手だと思うので慣れた方にやってもらう。


民主党幹事長当時は毎週疑惑に対して説明して来ましたがマスコミは黙殺してきました。

マスコミの偏った報道により疑惑の繊細を把握していない国民も多く、いまだに賄賂、裏金、天の声で思考停止している方もいます。
そういった方達へ正しい疑惑の中身を知ってもらい、野党側の質問の意味を理解してもらう為にも有意義な時間だと思います。


なんら違法を犯していない小沢氏にとって証人喚問を受けることは抵抗を感じるでしょう。

しかし、官僚組織、マスコミの力は司法の頂点まで操作出来る可能性も出てきつつあり、裁判が公正に行われるとは限りません。



証人喚問を受け、堂々と中央突破をはかり、世論を動かすことが出来れば強制起訴など無意味な物になると思うのです。
一連の小沢氏の問題を見て思うのは、どうすれば官僚組織とマスコミを引き離す事が出来るのか?である。

この二つの巨大組織を引き離さない限り、小沢氏はもちろん、日本という国自体が永遠に変わることが出来ないのではないだろうか。

官僚組織に改革を迫るものが潰される様を見せつけられながら事の重大さに気付く事なく国民の多数は受け流す。
少し前に流行った歌のように右からきたものを左へ受け流す。
今思えば、マスコミに流され、自分の中で整理することなく判断までもマスコミ任せの日本人心理をよく表現している。


官僚組織を変えるのが生半可でない事が分かった今、変えることが出来る可能性があるのはマスコミである。
マスコミを変えるには、まずは現在七割以上はいると言われる反小沢世論の意識を変えなくてはならない。

それには一連の小沢問題をしっかりと理解してもらう必要がある。

小沢氏に説明責任を求める人の多くが知りたいのは強制起訴された事への弁明ではなく、いったいなにをやった疑惑で強制起訴なのか?ではないだろうか。

本来その役目を担うマスコミがそれを放棄し偏った報道ばかりすれば国民は戸惑って当たり前だ。


あれだけ収賄だ裏金だと報道したのに不起訴とはどう言うことだ、検察も小沢とグルなのか!
虚偽記載の中身がどうかではなくこちらが国民の意見の多数ではないだろうか。


では、どうすればこのマスコミによって思考停止に陥りそうな反小沢世論を動かすことが出来るだろう。

やはり丁寧に分かり易く説明する以外にはない。
しかし、それにはマスコミの協力が不可欠だ。
マスコミが小沢氏側の説明を黙殺する状況では不可能である。


そこで提案したいのが今回の一連の小沢問題を丁寧に分かり易く説明した本を小沢氏監修の元で緊急出版してはどうだろうか。

なぜ複雑な記載になったのか、新聞報道がいかに根拠のないものであったか等、強制起訴に至るまでを一つ一つ丁寧に時系列で書き出し、お年寄りから子供に至るまで分かるように図解付きで説明する。

新聞社に質問状を送り、小沢事務所の捜査着手と同時に始まった報道についてネタもとと根拠を聞き載せる。

説明責任を果たせという識者、政治家などにも質問して、いったい何を説明しろと言うのか聞いて載せる。

小沢氏が掲げる政策の中から、官僚組織、マスコミに関する政策について分かり易く説明する。

このような内容の本をジャーナリストの上杉隆氏、元検事の郷原信郎氏、永田町異聞の新恭氏、週刊ポスト、週刊朝日等の協力を得て出版してはどうだろうか。

経費に関しては小沢氏に出してもらい、売上から経費を差し引いた利益は慈善団体等に寄付することを約束する。
本の題名は
「私は間違っていますか?」


小沢氏を支持する人、一連の小沢問題に疑問がある人にとって、この問題が過去の一事件として風化し、単なる汚職事件として国民の記憶に残ることは何としても阻止したいのです。
もし、この様な本が出版されればすぐにベストセラーとなるでしょう。

なぜなら小沢氏を支持する人達は現在の状況に歯がゆさと何か出来ることはないのかという思いに溢れているからです。
それは決して盲目的な物ではありません。
この本を買うことで力になれ、より繊細な内容が知ることが出来るのであれば躊躇なく買うでしょう。
有権者の一割以上はいるであろう小沢支持派が動き出します。
少しでも多くの国民が冷静に理解する事がマスコミを動かす第1歩になると思うのです。