「永遠のひと」


  やっと、やっと
  みつけたあなた

  友達じゃなくて
  恋人になりたかったのに
  誤解したまま
  別れちゃった
  幼いふたり

  あのノート達は
  まだ持っていますか?
  あなたのこころの中に
  まだ私はいますか?





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     無 題  (20)


   書き 記す と いう事は

   
   私自身への 罪悪なのだ


   これほどいやしいこともあるまい




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      「夕の三日月」   (?)


  ささやかな三日月に

  敬服してしまった

  よどみの無い 藍の中

  真四角に切り取って

  胸に飾ろう 

 
  そばにある一番星の

  輝かしさから遠避けて・・・


  このつつましい光の尊さよ

  今、私が欲するのは

  生ぬるい優しさなどではない

  ひりひりと 凍てつく程 冷ややかな

  この三日月の 一雫

                  

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        「 地下鉄の駅で 」 (18)


 重厚とさえ言える

 黒くつややかな長い髪

 幼さをひた隠す様に

 額の真ん中で 分けられている

 こんなにもまっすぐで

 それは どんどん どんどん

 知を含んで育ってゆくかと思われた


 病の為に 耳のあたりまで

 切り落とした後

 最後まで あの髪があったのかどうか

 私は知らない


 
 何年も経って  やっと会った彼女の母は

 くせ毛で まるで不健康な

 ただ長いというだけの

 私の 髪を なでて

 力なく やさしく 何度もなでて

 「綺麗な髪だね」と

 つぶやいたのだった。
    
        



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  「 甘えたい 」
  
  まだまだ 

  アタシは

  甘えていたい

  数えるほどの日々だから

  素直に

  甘えていたい


  「甘えさせて」と

  涙流しながら

  今すぐアナタのいる場所へ飛んで行きたい

  今すぐアタシのいる場所へ飛んで来て!!
 
  



   「海の足跡」

               作詞・作曲・編曲  河合その子





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