朝ご主人様と一緒に散歩していると
向こうから顔なじみの山田の爺さんがやってきた
「やーおはようございます。今日も元気ですね」
「イヤー最近寝るのが早くなって、きのうなんか8時には寝てしまいましたよ あっはっは」
「へー そうですか
でも、そんなに早く寝ちゃうと起きるのも早いでしょう」
「そーなんですよ。3時には目が覚めてしまってね」
「いったい何をしてすごすんですか。そういう時は」
「いや新聞を読んでますよ。
死亡欄なんかをね。
あっはっは 」
「どんな人が亡くなったか、やはり興味があるんですか」
「いやね私が見るのは、
何歳でおっちんだかの
死亡年齢ですよ。死亡年齢
みんな何歳で死んでいるんかいなと。
すると 私のお迎えが来るのは何歳ごろかなと、大体わかってくるでしょう
あっはっは」
「ナ、ナルホド。。。。」
ご主人は妙に納得した表情で、山田さんの後姿を見送っていました
ワン